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◆オンライン傾聴体験会
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いつもありがとうございます。
意外と有名だった、岩松正史です。
心の枠(ブロック)をはずしたいと
考えている人は多いようです。
確かに心の枠があることで人生に
ブレーキがかかってしまうことがあります。
例えば、
私のような講師業の人によくあるのが、
お金に対する心の枠です。
お金に対する枠があると、
講座の価格を高く設定できず
収入を逃してしまうことがあります。
自尊心についての枠がある人は、
自分がとるにたらない存在だと思うので、
他人のために自己犠牲して
疲弊してしまうこともあります。
こんなふうに心の枠とは生きるのを
不自由にさせることが確かにあります。
では、心の枠は悪いものなのか?
それはちがいます。
枠はあくまで枠であり、
いいもわるいもありません。
枠は自分の存在を定義づけてくれるし
居場所を与えてくれます。
「枠=家」
と考えてみるとわかりやすいでしょう。
家があるから風雨から身を守ることができます。
でも、家の中にいながら日光浴することはできません。
日光浴が出来ないからといって
家を悪者扱いする人はいません。
ところが、
心の枠は悪者扱いされることがよくあります。
枠がなくなるということは、
家がなくなることです。
家がない更地のうえに「ありのままの自分」が
一人ぼっちポツンといることが、
本当に幸せでしょうか。
枠を全部とりはらえば、
とらわれはすべてなくなります。
とらわがなければなんでもできるので、
全裸で、平常心で、渋谷の人混みの街中を
歩けるようにもなります。
ではそれが、本当に望む姿でしょうか。
結局、みんななにかしらの枠はもっているし
枠にいいも悪いもないのです。
むしろ枠は必要です。
望む時に枠の外に出られさえすればいいので、
なくす必要はありません。
枠は、自分そのもの。
枠を否定することは、自分を否定すること。
「枠を、とろう」
「枠は、よくないもの」
そういう「枠」にとらわれていませんか。
自分という枠を認めるところからはじめましょう。
<お知らせ>
傾聴1日講座、毎月開催中!
https://bit.ly/3pC7ER0
<<編集後記>>
土日に神田で開催されたロジャーズ研究の第一人者、
明治大学の諸富祥彦先生が主催する
フォーカシングの研修に行ってきました。
今年で3年目です。
受講者さんにもこの研修はいいと伝えてあるためか、
会場に行ってみたら当協会の認定
傾聴サポーターメンバーが8人もいました。
しかも、
休憩時間や講座終了時に声をかけてきてくださる
知らない方も3人いまして。
わたしのブログや本の読者の方でした。
同じ業界の中なので知ってくれている人も
いて不思議ではありませんが、
年々増えてきている感じがします。
私が有名に夢にならなくてもいいので、
私が愛する聴く人が楽になる傾聴が
広がってくれたらうれしいです。
<岩松正史の著書>
・『その聴き方では、部下は動きません。』朝日新聞出版
・『聴く力の強化書』/4刷 自由国民社