子どもは親を育ててくれる

いつもありがとうございます。

スーパーの買い物カゴ一杯に商品を入れると約5000円になることを知っている、岩松正史です。

大坂なおみ選手に影響されたわけでも、
錦織圭選手に影響されたわけでもありませんが、
7歳の息子は、最近通い出した
テニススクールにはまっている。

そしていつでも、全力投球!

コーチが投げた球が来ると、
ホームランばかり狙っている。

コーチから、
「ラケットを平行に振るように」
いわれても、一旦直そうとするが
またホームランになってしまう。

普段ラケットを全力で振るのが
許される場がないものだから
力があり余っているらしい。

テニスは野球と違って遠くに飛ばすより、
コート内に入れる方が大事。

そう思う一方で、

「今の息子は、ホームラン打ってもいいのではないか?」

とも思う。

コーチはしっかり注意してくれればいい。

息子は、注意されても直さないことで
いつかうまくいかなくなり、挫折し、
反省することを覚えるかもしれない。

もしかしたら、
ホームラン狙いをしていたことが
あとから何かに生きてくるかもしれない。

(生きてこないかもしれない)

つまり、正解はない。

一番良くないのは・・・。

指導を頼まれてもいない私が
スクールが終わった後に口を出して、

「平行にしなきゃダメだろう」

なんて言ってしまったとしたら、最悪だ。

頼まれてもいないのにそれをしてしまったら、
自分の言いたい感情を抑えきれず、
注意することで自己満足しているだけになってしまう。

そうなると、
成長しなければいけないのは、
子供ではなくて私ということになってしまう。

スクールを終えた息子に、私は訊いた。

「うまくできた?」

すると息子は、ニコニコしながら
キラキラの笑顔で大きく「うん!」とうなづいた。

ボールは枠に入らなくても、
息子は大丈夫そうだ。

不要な指摘をせずに済んだ私も、
ちょっと成長して、
今日は大丈夫だったようだ。

子どもは親を育ててくれる。

<お知らせ>

子どもとも優しく向き合える姿勢が学べる
傾聴1日講座は2月16日大阪、
2月23日東京で開催です。
 ↓
http://bit.ly/2qvtDuo



logo1

■傾聴の参考になる動画
心理学的な傾聴の説明をゆっくり学べます
→ 諸富祥彦の傾聴のねっこ(動画)

PAGE TOP