あいづちしていても仕方ないと思うなら

いつもありがとうございます。

食事の時間は5分か10分、岩松正史です。

「傾聴してあいづちをしていても、ぜんぜん会話がはずみません。傾聴って本当い意味あるでしょうか?」

そのような話をときどき耳にします。

そう思う人は傾聴をスポーツと
考えてみてはどうでしょうか。

あいづちは傾聴の基本練習です。

野球で他とるなら基礎体力を作る
ランニングや筋トレのようなものです。

ランニングや筋トレするだけでは
野球は上手に出来ません。

他のトレーニングも必要です。

でも、試合中にランニングや筋トレで
鍛えた脚力、持久力、筋力は試合中
スキルとしてだけでなく基本能力として
発揮され続けます。

脚力、持久力、筋力がないひとが
バッティングやボールを投げる練習だけしても
いい成績は残せません。

だから基本練習は大切であると同時に
やりつづけなければ能力の維持や
向上はできないのです。

でも、基本練習は一日もはやく
上手に出来ている感が欲しい人にとっては
地味で、前進している感が
もちにくいものであります。

基本練習がイヤになって文句を言いたくなる人と
基本練習をコツコツ続けられる人の
違いは何でしょうか?

いくつか要素があります。

・最終的なゴールが明確であること
・いまやってることの目的をはっきり認識していること
・成長には手っ取り早いスキルより基本能力が重要だと信じていること
・成長、前進がすぐできない自分を許容していること

です。

ただあいづちしましょうと言われて
やっているだけでは、

ただランニングしてましょうと言われれて
意味も分からず走っているのと同じですから
飽きてイヤになるのは当然です。

「これにはどういう意味があるのだろうか?」
と分かりにいくことが大切です。

なぜあいづちをするのか?

その意味、効果、目的地が
はっきり分かっていれば自分のためになっていると
信じられるので不満は生まれません。

一番成長しないのは
人のせい、環境のせい、自分のせいと
何かのせいにしている人です。

悪者を探すくせがついてしまうと
いつでも都合よく責め場所を探しては
成長の機会を逃してしまいます。

あれがいいとかわるいとか、
いいor悪いという二元論の考え方に陥るのは
傾聴はスポーツに関することばかりとは限りません。

子育てや仕事でも当たり前に存在します。

その方法や行為が良いかどうかより
そのものがもつ目的、意味、価値を理解すれば
人と自分を疑ったりせず必要な努力を
つづけることができます。

何事も不満を持っときこそ
自分自身を見直すチャンスです。

傾聴の質が上がらない人は
あきらかにあいづちの質がおかしいのです。

あいづちしていても仕方ないと思っているうちは
傾聴はうまくなりません。

うまく傾聴が出来ない、
活かせていないと思ったら
質問力とか主訴の理解という前に
あいづちの練習を徹底定期にやるといいでしょう。

答えは自分が気づいていないところに
よくあるものです。

よかったらやってみてください。

<お知らせ>
話しが楽に聴けるようになる
傾聴1日講座
http://bit.ly/2gDTlve

<<編集後記>>

懇親する目的でもない限り
食事に時間を長く使うのは
もったいないと考える方です。

小学生の頃から
かなり食べるのが早いです。

本人としては急いでいる意識はくて
それが普通なんですけれども・・・。

よく噛まないで早く食べてしまうのは
体に悪いといわれたりもしますが、
食事に時間をかけたぶんやりたいことが
できなくなることは
人生に悪いとも思うのであります。

きのうは朝昼を食べず夜、帰宅してから
前の日に作った手作りのチャーシューと
ベリー、味噌汁だけをさっといただきました。

普段はこういう食事の
仕方が性ににあっています。

食事の時間は5分か10分で充分です。

本日は記憶術2日目。

全員で記憶が富士山登頂目指して
全力でエスコートしてきます。

今日もいい1日をお過ごしください!


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■傾聴の参考になる動画
心理学的な傾聴の説明をゆっくり学べます
→ 諸富祥彦の傾聴のねっこ(動画)

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