先週、記憶術のフォロー講座として
「スピーチ講座」を開催しました。
全6回で原稿なしで10分間、
話せるようになろうというのが目的の講座です。
フェイスブックに当日の事前準備の様子を
「ゲネプロ中です!」
と、投稿しました。
そうしたら、
「『ゲネプロ』ってなに?」
と、フェイスブックを見た知人たちから
何度も聞かれまして。
通し稽古のことを
そのように呼んでいたのですが、
知人たちからいわれてみて初めて
「一般的には知られていない言葉なんだ」
と、わかった次第です。
※ゲネプロ(wikipedia)
https://goo.gl/V1QV8Z
自分としては当たり前に使っている言葉でも
相手には伝わっていなかったり。
あるいは、言葉は伝わっていても
意味がちゃんと伝わっていない
なんて言葉は結構あるのかもしれません。
たとえば、
「頑張ります」
「一生懸命やります」
「気を付けます」
「注意します」
「できるだけ早くやります」
「忙しい」
「いろいろ大変」
「難しい」
・・・
これらの言葉は、
「何が」「どのように」という
具体的なことが結構あいまいですよね。
ゲネプロくらい聞きなれない言葉なら
「おや?」と立ち止まってくれますけれども、
上のような表現をされたら、
意味をちゃんと理解しないまま
なんとなくわかったつもりになって
聞き流してしまいそうではないでしょうか。
「言葉は思いを表す鏡」
です。
さきほどの「ゲネプロ」も実は
大学時代短い期間ですが演劇部に所属していた
ときの名残でして。
(ほんの3か月でやめましたが(笑))
この年になってもつい、
講演やイベントをする直前のリハーサルをしているとき、
ゲネプロといいながらやると当時を思い出して
テンションが上がるんです(笑)。
いまこうして書きながら改めて、
言葉は本当に思いを表す鏡だと再確認できました。
言葉は同じでも、言葉の意味は人それぞれ違います。
それが明確な物体でないのであれば、
どういう思いをもってその発言をしたのか
確認してみることで、相手の気持ちが
よくわかるかもしれません。
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