娘がシジュウカラの絵を描いてくれました。
なぜ「くれた」かというと、
なにか描いたり作ったら
欲しいと頼んであった持ってきてくれたのです。
娘は学校では図工の授業だけが好きという
創作活動大好きっ子です。
いまは自ら進んで、創作教室にも通っています。
この才能を伸ばせないかと思い
昨年末に娘の作品のBLOGを立ち上げました。
親ばかでありますがよかったらご覧ください。
(写真が載っているだけです)
ミラクルアートボックス
↓
http://goo.gl/xGttfI
シジュウカラの絵は、
まず図鑑の上に紙を置き、
シジュウカラの輪郭を写し取って
あとは自由に描いたそうです。
その話を聴いたとき
「それはいいな」
と思いました。
何がいいかといいますと、
「実物の輪郭を真似した」
ところです。
「創造力」というのは、
何もないゼロの状態から
今までにない新しいものを
生み出す力のことだと思いますが、
新しいものを生み出そうとするときに、
もととなる素材が手元になければ
実は何も生み出すことはできません。
たとえば料理で斬新な新しいカレーを作ろうとした時も、
ジャガイモなのかニンジンなのかわかりませんが、
とにかくもととなる材料が必要でしょう。
ではその材料は誰が用意してくれたものかというと、
知らないところで誰かが作ってくれた、
もともと世の中にあるいわば「ありもの」であります。
つまり、
新しいものを生み出すためには
必ず新しくないもとからある何かを
使わせていただく必要があるわけです。
ですから、
図鑑にある鳥の写真から輪郭を写し取ったり、
どこかにある絵を見て真似をするというのは、
創造力を育てるのに非常にいいなと。
「マネをしない個性などない」
というのが、
仕事でもいつも誰かのマネをさせていただき
生来のマネ乞食を自称する
わたしの信条であります(笑)
・・・
新卒大学生の3年以内の離職率が
40%という話は有名ですが、
「自分にはこの仕事は合わない」
といってやめる人も多いと聞きます。
もちろん向き不向きはあるでしょうが、
その前に
どこまで仕事ができる人を参考に
本気でマネしようとしたのかな?
と、思ったりするであります。
採用する側もいけませんね。
社会人としての素材がそろっていない
学生にいきなり個性を求めたりするのですから、
お互いの責任です。
私が採用担当者なら、
個性だけでなく、
マネできる能力を採用基準に入れたい
と思ったりするのであります。
以前働いていた就労支援若者ステーションに来る子どもたち
(…といっても20代から40前ですが)の中に
いままで就職活動をしたことがないにも関わらず、
アドバイスを聞き入れずに
自分一人で頑張ろうとする子が結構いました。
その様子を見ていつも、
知っている人がいるのだから、
言うとおりにやってみればいいのに、
もったいないなと思っていたものです。
「マネをするほど個性が伸びる」
どう思われますか?
【この言葉を自分に言ってみよう!】
「一人で全部やろうとしていないか?」
誰かに聞いて、言われた通り
マネできるというのは、
一つの才能なのかもしれませんよ。
今日一日の中で、
何かマネができる場面があったら、
マネしてみませんか?
<お知らせ>
学校に通う子供でも、大人になってからも
憶えなければならないことは意外に多いものですが、
実は私たちの多くは、
人生の中で「記憶する方法」を
いちども習った経験がありません。
効率的に憶えられた人のやり方を参考にして
作られた記憶するためのプログラムがあります。
初心者のための記憶術
↓
http://goo.gl/ukHVRV
次回は2月6~7日飯田橋で開催します。
憶えるのが上手な人のマネして
覚え方を修得したい方はぜひお越しください。
・ 傾聴1日講座(基礎) /毎月開催中
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