きのうは東京ドームホテルで、

私が設立した傾聴の一般社団法人の

設立記念パーティーを開催させていただきました。

お天気にも恵まれて

会場がある42階からは、

スカイツリーの横にオレンジ色の

満月がキレに見えまして、

参加者の皆さんにも絶景をご堪能

いただくことができてよかったです。

会の冒頭に傾聴を11年以上

指導いただいている先生に、

ご挨拶を頂戴しました。

当時、傾聴の「け」の字も知らなかった私に、

根気強くご指導いただいる先生です。

ご挨拶も当時の私の話になりまして。

「傾聴もできないし、なによりも自分の心の声を聴くのがとても苦手な人だった」

「当時岩松さんは、傾聴の練習のあとは、へとへとになって２，３時間立ち直れないといっていましたね。」

と当時を振り返りながらお話しくださいました。

あれから10年以上たって、

傾聴の協会を設立した自分が

自分でもなんだか不思議な気がします。

そして、

会が終わったときのことです。

参加者の中から数名の方が、

私の想いに共感してくださり、

講座にお申し込みをしてくださいました。

中でも私がうれしかった

・・・というか驚いたのは、

その中の何名かの方が

同じ理由で申し込んでくれたことでした。

その理由とは、

「岩松さんがものすごく苦労していたとわかったので、申し込むことにしました」

と言われたことです。

普通何かを学ぶときは

「苦労しない方法」

を学びたいですよね？

それが、

「苦労したから申し込みたい」

なんて不思議な気がしませんか？

でも、

なんだかそれが

私の至らない部分も受け入れていただけたようで

とっても嬉しかったのでした。

カウンセラーとか講師の仕事をしていますが、

実は私自身は苦労をなくす

方法についてはよく知りません。

どちらかというと

私が知っているのは苦労をなくす方法ではなく、

「苦労との付き合い方」

の方かなと・・・。

苦労があるのは何も私だけでなくて、

みなさんそれぞれご苦労がおありと思いますが、

苦労を傾聴的な視点からみられるのが

私の特徴かなと思っています。

それがお役に立てばなによりです。

「傾聴すれば悩みがなくなる！！！」

なんてキャッチーなことは言えなくても(笑)

傾聴を使いながら、

悩みと付き合うすべをこれからも

お伝えしていきたいなと思ったのでした。

いまこの文章を書きながらふと思いました。

みんな悩みをなくすノウハウを

探し求めているようでいて、

実は、

生きていればなることはない

悩みとの「付き合い方」のほうを

探しているだけなのかもしれませんね。

あなたは悩んでいる自分も

愛することができますか？

【この言葉を自分に言ってみよう！】
「悩みは一生なくなることはない。じゃあどうする？」

＜お知らせ＞

悩みがあっても自分らしく生きることに興味がある方は
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