正直に言いますと、毎朝BLOG書いていますが
いつも全く同じ時間に書いているというわけでもありません。
基本的には5時前には起きて書きます。
でも
目覚ましをかけ忘れたり、
(スマホのバイブがならない状態のまま)
前の日疲れていて起きるのが
いつもより遅くなったすることもあります。
また、起きたとしても、
つい前の日に気になっていたことを
一つだけ先に片付けてから書こうと思うと
ふと気が付くと、
別のことが芋づる式に気になり始めて、
書くのが遅くなってしまうこともあります。
またときには、
調子よく書き始めたにもかかわらず、
なぜかその日に限って子供が早く起きてきて、
ご飯をたべさせろとか・・・。
着替えを探せとか・・・。
なんとなく私の書斎に遊びに来て
そのまま居座って話しかけてきたりとか・・・。
集中力が乱れて、
子供がいなくなる時間まで
後回しにすることもあります。
最近BLOGの読者の方にお会いすると、
毎日早起きですごい、
毎日欠かさずBLOGを書いてすごい
とほめていただくことが多いのですが、
現実の私は完璧でも、すごくもなくて、
日々どうにか書き続けているのでありました。
そんな完璧でもすごくもない私が、
一つだけ大切にしていることがあります。
それは、
「朝、起きるのが遅かったから、BLOGは書けない」
と言わないことです。
「朝、起きるのが遅くても書ける」
と自分の脳みそに言うようにしています。
これをお読みいただいているあなたも
「AがだめだからBもだめ」
「Aができないから、Bもできない」
一つダメと思うと、それに付随する
別のこともダメと思ってしまうような
そんな心当たりはないでしょうか?
・・・
人事評価の用語に「論理誤差」というのがあります。
これは一つの能力が高いと、
それに似たように感じる別の能力も
高いだろうと思い込んでしまうことです。
たとえば、
「社交性」がある人は人間関係が上手なので、
「交渉力」もあるのではと思ってしまったり。
でも実際は、
人と楽しむことが上手な人が、
必ずしもシリアスなビジネスの場で
相手に納得してもらえる能力が
高いかどうかはわからないわけです。
宴会部長なんていう役職もありますしね(笑)。
それと似たようなもので、
「朝、起きるのが遅い」ということと
「BLOGが書けるかどうか」は直接関係がないですよね。
「朝、起きるのが遅かったから、BLOGは書けない」
ということもできますが、
「朝、起きるのが遅かったかけれど、BLOGは書ける」
ということもできます。
先ほどの論理誤差は人事評価のことですが、
それと似たようなことで
人は「類似性」で、もの物事を
判断したがる傾向があります。
では
「Aがだめだから、Bもだめ」
の状態から
「Aがだめでも、Bは大丈夫」
に転換するにはどうしたらよいでしょうか?
それはたぶん前者の言い方の裏に隠れている
「完璧に」という修飾語を
取ることではないでしょうか。
「Aがだめだから、Bが完璧にできない」
と思うから、
Bもだめといいたくなるのでしょう。
「Bが完璧にできない」の部分を
「Bは少しならできる」
「Bは遅れてならできる」
に変えればできることが増えます。
よく、
「できない言い訳より、できることを考えよう」
といいますが、
それを言葉にするなら
こういうことかなと思うでがいかがでしょうか?
完璧主義になると、
行動そのものをしなくなってしまうことがあるから
完璧主義はよくないというのでしょうね。
もちろん一度始めたことを
完璧に仕上げるのは素晴らしいことでありますが、
動きを止めてしまうような完璧主義は、
どちらかというと潔癖主義ですよね。
そういう潔癖主義よりは、
いまできる完璧でないものを積み重ねていく
「本物のプラス思考」
の視点を持ちたいですね。
それが何かを始めるときのコツであり、
つづけるコツかなと思うのですがいかがでしょうか?
【この言葉を自分に言ってみよう!】
「Aがだめでも、Bはできる!」
<お知らせ>
自分の欠点が気になると
他の人と自分を比べたりして
穏やかな心で人と付き合い
にくくなることがあります。
自分のプラスを見ながら
他の人のプラスも共に感じていくと
人間関係は楽になります。
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