言葉の端々から出る感情を聴きとれば、解決するというものでもない

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休日自宅にいたとき、4歳の息子が大泣きしながら助けを求めにやってきた。

「掃除機のさきっぽ」の部品の取り合いをしたらしい。
引き出しをさきにあけたのは息子で、小4の娘が横取りしたらしい。
はじめはその事情かわからないから娘を呼んで事情聴取。
「なぜ弟は泣いてるか?」
 ↓
「知らない」
「手に持っている掃除機の部品は弟が先に取ったものではないのか?」
 ↓
「違う」
「それはどこにあった?」
 ↓
「引き出しの中」
「引き出しは誰が開けた?」
 ↓
「弟」
「弟が先に開けた引き出しの中身を、姉が先にとったということか?」
 ↓
「そういうことでもないと思うけど。」
最後の一言で事情が読めた。
心当たりがなければ「ちがう」と一言で終わる。
人の気持ちは言葉の端々に現れる。
言葉に込められるエネルギーから、真実を知ることができる。
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それにしても納得がいかないのは、

掃除機の部品を姉から弟に渡させたあと「報復」で娘がクッションを私に投げつけてきた。

そのときなぜ息子まで、私にぬいぐるみをなげつけてきたのだろうか?
正義のための事情聴取も、ほどほどがよさそうだ。
子供同士の喧嘩に関わらないほうがいいと学び、親レベルが1あがった瞬間。

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