「お父さんは、記憶するの得意だから」
「お父さんは、仕事するのが早いよ」
「今日はよく頑張ったなぁ~」
こんなこと言ってると、
むかしは娘からよく
「自分で自分をほめると、カッコ悪いよ」
と、叱られていました。
自画自賛せず、もっと謙遜して
生きろということでしょうか。
ところが、
最近、あることに気がつきました。
娘がこんな風にうのです。
「わたし1日あれば、1冊くらい本簡単に読めるから」
「絵を描くの結構、得意だから」
「(たいしていい点数でもないが)算数の計算得意だから」
誰かに似ています(笑)。
・・・
子供は親を否定しながら、
親に似ていくのですね。
・もし、親が心配性なら、子は心配が必要だというこを見て学ぶでしょう。
・もし、親が怒りっぽいなら、子は怒る姿を見て、怒り方を学ぶでしょう。
・もし、親が我慢して頑張る人なら、子も我慢して頑張る大切さを学ぶでしょう。
・もし、親が自分褒め人なら、子も自分の褒めかたを学ぶでしょう。
いいか悪いかは別にして、
人は教えれた言葉からよりも、
体験したものから人は学びます。
もし親が子に怒りながら、
「人に優しくしなさい!(怒)」
とっても、
子供は優しくすることの大切さよりも、
矛盾する大人の、感情と思考の
アンバランスとはなにかを学ぶでしょう。
言葉そのものよりも
体験したことが電波します。
もし、親が子供をコントロールするために、
自分がよりよく変わって見せようとすれば、
子供は、誰かをコントロールするための、
変わり方とは何かを学ぶでしょう。
ならば、
子供自身が自分のありのままを受け入れて、
自分らしく生きることを望むなら、
親自身が、子供のためではなく、
自分の心が喜ぶ方向に、
自分を変えていけばいいのです。
親が「自分のために自分を変える」をしていれば、
子供がその姿をみて、
教師とするか?
反面教師とするか?
はわかりませんが、
子供はその姿から何が良いかを無意識に判断するでしょう。
でも現実では何が起きがちかといいますと、
「自分のそのままを受け入れる」
「自分のために、自分が変わりたいように変わる」
ということが、
大人にとっても
とても難しいことなものですから、
多くの人は、口ではその大切さをいいながら、
実は内心、自分をそのまま受け入れたり、
自分の為に自分が変わるということが
できずにいるのではないでしょうか。
もしこれをお読みいただいているあなたに
お子さんがいらっしゃるなら、わが子に
どんな風に育って欲しいと願うでしょうか?
「優しい子に育って欲しい…」
「自分を否定せず、受け入れられる子に育って欲しい…」
そんな風に願うなら、
相手にそするよう言葉で促すのではなく、
自分が自分に優しくして、
自分が自己否定せず、自分を受け入れることを
本気でされてみてはいかがでしょうか。
子に見せるためではなく、
自分がその大切さを実感するために・・・。
その様子を見て、子供自身が
「こういう生き方はいいな」
と無意識が感じれば、自然と子供は
自分がいいと思う道を選ぶでしょう。
説得するためにやって見せるのでなくて、
喜んでいる姿を見せるのが一番です。
【この言葉を自分に言ってみよう!】
「自分が喜ぶように、変わりたければ変わる」
個人的には、自分を受け入れる素晴らしさが
子供だけでなく、より多くの人に
伝わればいいなと思っています。
なので、
自分を責めたくなったときほど、
自分を責めず、しっかり受けとめることを
あきらめずにいまも日々、研究しています。
自分が自分を認め、受け入れることができたとき、
周りにどのような影響が出るのか???
それは天のみぞ知ることでありますが、
仮に周りの人に何もよい影響を与えられなくても、
「私が自分をそのまま受け入れて楽になった」
という事実は、
たった一つでも、私の中に必ず残るのです。
もともと自分の為に変わるのですから、
それで十分だと思うのですが、いかがでしょうか?
子供のために命を投げ出す覚悟はあっても、
そこまで含めて結局、
私は私のためだけに生きているのですから・・・。
自分のために生きいることを否定するなら、
それは自己否定です。
自分を肯定できない人は、
他の人を心から肯定することもできません。
ヒガミやネタミが必ず混ざります。
いまさら「誰かのため」などという
綺麗なお題目に逃げる必要などないのです。
「私は、私のために生きている。」
胸を張って自分のために生きましょう。
本当に自分を大切にできる人は、
わざわざ他人に迷惑をかけようなどと
思わないししないのですから、
わがままになる心配などする必要はありません。
もし
「あなたはワガママだ!」
と怖い顔をして指摘してくる人がいるとしたら、
こう感がてみてはいかがでしょうか。
「この人はまだ、自分の中にある抑圧された感情に気付けずにいるのだなぁ。」
と。
人はよく、
「自分にとって都合が悪いんです。」
と言うところを、
「あなたの考え方は間違っている」
と置き換えて、表現したくなるものであります。
<お知らせ>
内面を理性で抑圧しているか見極めるのは簡単です。
笑顔が多い人は抑圧が少なく、
怖い顔の人は抑圧が多い人です。
たとえ正しくことを言っていても、
怖い顔の人は、人から信頼を得ることも、
良い影響を与えることも難しくなります。
穏やかな表情が一番説得力があります。
また、抑圧が多いと人の話を
穏やかに聴くことも難しくなります。
自分の内面に気付き、自分を受け入れた分だけ、
聴き上手になるというわけです。
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自分が楽になり、自分のあふれだした楽を
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