新しい洋服は、欲しいけど欲しくない!?

行きつけの洋服店にズボンを買いに行ったときのこと。

ちょうどいいデザインのズボンが見つかったので、

ついでにシャツも一緒に買おうと思いまして。

自分で選ぶとついいつもと同じような

ものを選んでしまうので、

洋服のプロであるお店の方に

コーディネートしていただくことにしました。

そして最終的にズボンに合いそうなものを、

一生懸命選んで3つ用意してくれました。

・・・でも、

いつもと違う自分になりたくて、

お店の方にシャツ選びをお願いしたにもかかわらず、

実際に目の前に、普段はあまり

手に取らないようなデザインのシャツが並ぶと

「いったい何を基準に選んだらよいものか?」

「果たして似合うだろうか?」

と不安になってしまいまして。

実際、試着もしてみたものの、

鏡に映るいつもの自分らしくない自分の姿に、

それが良いやら悪いやら・・・。

よくわからなくなり選べなくなってしまいました(汗)。

結局、私にとってはあまり奇抜過ぎないと思える、

中間くらいのものをもう一度見繕っていただき

ようやく購入して、帰ってくることができました。

・・・

いかがでしょうか?

これをお読みいただいているあなたは、

自分を変えたいはずなのに、

いざ変われる場面が目の前に来たら

不安になりいつもの自分に戻りたくなってしまった

そんな経験はありますか???

・・・

いつもBLOGに書くことではありますが、

結局、人は変わりたいけど変わりたくない生き物なんですよね。

私が開催している講座に来る方も

みなさん変わりたくて来るのですが、

いざ慣れないワークや理論に触れたとき、

「それは私には不自然です」

とうったえる方がいらっしゃいます。

防衛本能なのでしょうが、

そう言いたくなる気持ちはわかる気がします。

・変わりたいから新しいことに挑戦する
 ↓
・新しいことは慣れてないからやると気持ち悪い
 ↓
・気持ち悪いとやめたくなる
 ↓
・やめてしまうと、いつもの自分に逆戻りする
 ↓
・自信を失い、またそんな自分を変えたくなる

そういう心がグルグル回るスパイラル・・・

「人間心理の観覧車や!」(<彦摩呂風に!)

があることを、自覚しておくといいのでしょうね。

では、そんな自分が現れたとき

どう対処するればいいのか考えてみると、

一番いいのは、おそらく・・・

「相手にすべてをゆだねる」

ことですね。

新しい世界を知りたいと思ったときに、

古い自分の頭で考えてしまっては変わり切れません。

自分の思考は横に置いておいて、

勝手にアレンジや解釈をせず、

言われたとおりにできるだけ完ぺきに

素直に受け入れてやってみないと

本当の良さはきっとわからないでしょう。

例えば、洋服なら、

店員さんの意見のままやってみてもいいし、

チラシとまったく同じ商品で

コーディネートしてもいいでしょう。

とにかく、

その人になり切ったつもりで真似をしてみると

近づきやすいのではないでしょうか。

【この言葉を自分に言ってみよう!】

「変わりたいなら真似をする。真似しているときは文句を言わない。」

「自分らしさ」と「自分の枠中で生きる」のは

違うことのような気がします。

「いまの自分の枠を超えられる自分も自分らしい」

それもまた、自分らしさですね。

・・・

さて、実はもう一枚シャツが欲しいので、

次回は店員さんに完全お任せにしてみましょうか!(笑)。

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