望年会をしよう

忘年会シーズンですね。

今年も残すところわずかとなりました。

今年は何かいくらい忘年会に行きましたか?

苦楽を共にした仲間との忘年会もいいですが、

私は、この時期にもう一つ好きものがありまして。

それは

「望年会」

であります。

今年の嫌なことを忘れるのが「忘年会」なら、

来年に向かって新たな誓いと計画を宣言するのが「望年会」。

「来年のことを言うと鬼が笑う」

といいますが、

鬼は笑わせておけばいいかなと(笑)。

新しい年に、新しいチャレンジを

はじめようと思う方は、けっこう

多いのではないでしょうか?

そう思っているなら、年の瀬のこの時期に

「来年は新しいことにチャレンジしたいと思います!」

と言っているようでは、

おそらく年明け早々に、挫折しかねません。

なぜなら、

抽象的に「新しいこと」とか

「思います」というただの希望をでは、

意志が弱いし、行動が遅くなるからです。

もう少し具体的に決めてはいかがでしょうか。

例えば、習い事を始めようと思うなら

「候補はAとBの二つがあるので、両方の体験会を年明け1月末までに終えて、2月に始めます。」

くらいまで決めておくと、

いつまでに体験会の申し込みをすれば間にあうか

具体的に決まります。

人間の脳みそはオシリ(期限、範囲)が

明確にならないと動き出さないんですよね。

語尾も

「年が明けてから体験会そろそろ探し始めようかなぁ」

では弱くて、

実際にどうなるかは別として、

「いついつまでにやります!」

と宣言することで、自分でオシリを作ることもできます。

仕事も、

「来年はCとDとEをやります。それは、月何回で、いくらの売り上げを年間であげます。」

と自分の中の計画がないと、

1月のスタートですでにつまずいてしまうでしょう。

「1月になったら考え始める。」

と思っている程度のことは、

そのものに向かうエネルギーが弱いわけで、

だいたい先延ばしにして、うやむやになって

おしまいになってしまいそうです。

(今までに、そういう経験はありませんか?!)

なので今の時期に、今年を総括して、

来年への具体的な行動計画があると

スタートダッシュができますね。

「望年会」は、みんなでやるのもよいですが、

その前にまず一人で(お酒抜きで(笑))

やっておくとよいでしょう。

自分を見つめるということを先にしておくと、

人に話すときも明確に言えるようになります。

「来年は良い年にしたい!」

と思う方はぜひ、

今年の総括と来年の行動計画を立てる

「望年会」

を、残りあと一週間でやってみてはいかがでしょうか?

そして、立てた望年計画をぜひ、

忘年会で他の人にも話してみてはいかがでしょうか?

人に宣言することで、さらに強い動機づけになります。

ポイントは、具体的行動計画のない

アファメーション(宣言)は

だいたい絵に描いた餅になって終わるということです。

「何をしたいか」+「いつまでに何をするか」

この両方について全部でなくてもいいので、

最初の一、二歩でも具体的に決めておくことで

決めなかった時よりも、グンと

行動力がますでしょう。

具体的に何かを決めるのは苦手

という人も多いと思いますが、

具体的に決めるというのは、

イコール「自分と約束をする」ことであります。

(だから苦手なんだと思いますが(汗))

他人に宣言することよりも、

自分との約束を守る練習と思って、

ぜひやってみてください。

【この言葉を自分に言ってみよう!】

「自分に約束をしてから始めるからこそ、自己肯定感が上がる」

同じ成果を上げても

「出来たらいいと思います」

「偶然できました」

では、

自己肯定感は上がりません。

しっかり宣言をしてから始めることで、

はじめて自分の成果として認められるようになるんですね。

恐れる自分も抱えつつ、

望年してみましょう。

きっと、望年しなかった時よりも

よい一年になるに違いありません。

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