先日久しぶりに母に電話をした。すると開口一番「あんたも大変ね」と言った。
なにが?と聞くと最近の豪雨による土砂災害の様子をテレビで見て、うちの自宅の裏山が崩れないか心配だと言った。
実際自宅の裏は斜面になっているがたかが5、6mしかないのに。両親は数回しか来たことかないので、きっと母の中では山のように大きな斜面に記憶が誇張して作られてしまっているのだろう。
不安と言い出した後は、心配しているといいだして、出来ることならお金を出して引越しをさせてあげたいくらいだと言い出した。
それはありがたいと思い、では5000万円くらいもらえれば、駅前の広いマンションに引っ越せると伝えると、そんなお金はないから宝くじでも当たったら買ってあげると言った。
一体なんなんだろう?
こちらは考えたこともない不安を勝手に自分の中で作り出し、不安と心配を押し売りしてくる。
しかも本気で解決する気もない。
こうして人は愛情と言うなのもとで色々なものを押し売りしているのだろう。
成長したと感じたことは、10年前ならこういう場面になるとこちらも口論をしかけていたところが、一瞬ピキっとしたあとは面白い話をしていると面白い話をきていると心底思えることだ。
他人との話を聴いていると自分の心の声が聴こえてくるようになっただけでなく、感情的に巻き込まれなくなってきているから面白い。
人の話を聴きながら自分の内なる声を聴きそれによりそえるようになるのが傾聴のよいところ。
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