一番を選ばない

脳みそは事柄がクリアに見えることを好むが、

事らがを理解しても、気持ちを知ることはできない。

・・・

新規事業の立ち上げのため、

最近、パソコン作業を深夜までしていることが多い。

集中してやったおかげで、

なかなかいい仕事が出来た。

でも、毎日帰るのは遅いし

なかなか子どもたちと話す時間もない。

前からうすうす気づいていたことだけれども、

特に下の6歳の息子とは、

上の娘が保育園だった頃に比べ

ふたりで遊ぶ時間が少ないと感じていた。

それが、だいぶ前から気になっていた。

よくて月一回、一緒にプールに

いくのが精一杯。

もう少し、遊ぶ時間を増やしたいと思っていた。

半自営業のため、

仕事が一区切りつくことなどない。

やろうと思えば、仕事は一生分ある。

でも、きのう、

新規事業の立ち上げまでは

とりあえず終えたということで

仕事はやめて、

息子の保育園休ませて、

一緒に出かけることにした。

急な思い付きだから、ノープラン

息子にどこに行きたいか訊いても

「おもちゃ屋さん」と(汗)。

「そうじゃなくて・・・」

といいつつ、

動物園、水族館、遊園地、電車博物館・・・

いくつか写真を見せながら提案していたら、

突然息子が「あ!」と思い出したように

「白鳥に乗りたい!」と。

よくきくと、

以前、乗ったスワンの足漕ぎボートのことだった。

スマホで調べたら、上野公園で乗れるそうで。

天気もいいし、息子と二人で

不忍池にボートを漕ぎに行った。

平日で空いてていい。

30分間ボートを満喫し、息子も大満足。

そのまま、ボート乗り場のすぐ前のから

パンダの名前が決まったばかりの

上野動物園にも行き

パンダにもご対面。

なかなか、充実した楽しい一日になった。

・・・

よく、

「一番やりたいことは何?」

とか

「やりたいことをやればいい」

と言う人がいる。

でも「一番」て、いつでも決められるだろうか?

私は仕事もやりたいし、

息子とも遊びたい。

ローストビーフ好きな娘と

レストランに外食にも行きたい。

どれもすべてやりたいことたち。

マラソンでいれば、それも先頭集団

「1位グループ」であってその中で

優先順を決めてもコロコロ変わるから意味がない。

そんな意味のない1位決めをするよりも、

「1位グループなんだ」

だけ理解しれいれば十分。

1位が何かという「事実」を明らかにするのが

自己理解ではなくて、

「1位などない。1位は決められない。すべてが1位グループだ」

と理解するのが「心の」自己理解。

自己理解するには「事柄」を

はっきりさせるのではなくて、

たとえそれがモヤモヤした気持ちでも、

そのモヤモヤした気持ちが確かにあると

確認するのが自己理解。

これをお読みいただいているあなたは

人と話しているときに、

事柄を明らかにしようとして聞いていませんか?

それは、

自己理解ではなく、事柄理解。

同じ会話でも、耳の向け方がまるで違ってきます。

【この言葉を自分に言ってみよう!】

「『わからない』とはっきりわかればいい」

それが気持ちを理解するということ。

(もちろん、ハッキリわかっても構わないけれど)

<お知らせ>

人の気持ちは一つではなく、

有機的にたくさんの気持ちが同時に存在し、

グチャグチャに絡み合っているのが普通。

グチャグチャなものはまず、

グチャグチャであることが理解できると、

段々とそこから整理が始まります。

「整理させよう」ではなく、

「グチャグチャのまま理解しよう」

が支援となります。

ありのままの気持ちを理解する聴き方

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