2種類のあいづちを使い分ける

【開催】3月8日(火)19時
流派不問「傾聴ロールプレイ練習会」
https://note.com/iwamatsu01/n/n95d3c0c1cf17

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◆オンライン傾聴体験会
・2月27日(日)10:00
・3月3日(水)19:30
・3月12日(土)19:30
・3月22日(火)10:00
・3月27日(日)10:00
https://jkda.or.jp/info/?p=1788
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いつもありがとうございます。
目指すは傾聴の神、岩松正史です。

傾聴のスキルの中で、基本中の基本はあいづちです。

あいづちなんて普段から
当たり前にやっていると思いますが、

みなさんが普段使っているあいづちは多分
「ちゃんと話を聞いてます」というのを
伝えるためのあいづちではないでしょうか。

もちろんそれも大事なことですが、
傾聴のスキルとして考えた場合、
あいづちにはもう少し違う意味もあります。

そこで今回は、傾聴で使われる
二種類のあいづちをご紹介します。

一つ目が「共感のあいづち」
二つ目が「躍るあいづち」です。

既に知っているという方は
復習としてご覧ください。

共感のあいづちは文字どおり、
「あなたはそのように思う(感じる、受け止めている)のですね」
と共感を示すためのあいづちです。

共感のあいづちががあるということは
同感のあいづちもあるということです。

同感と共感の違いについては何度も説明しているので
今回は活飼いしますので、知りたい方は
別のBLOGを参考にしてみてください。

二つめが躍るあいづちです。

あいづちで踊るという意味が
よくわからないかもしれません。

簡単にいうと、話している人の
雰囲気をマネをして
あいづちを入れるということです。

話し方の速さ、高さ、トーン調子・・・。

こういうものをよく観察して、
話し手と同じような雰囲気で入れるのが
踊るあいづちです。

踊るあいづちのより、
話し手と会話のペースがあって行きます。

ペースをあわせるという意味で
踊るあいづちは「ページング」と呼ばれたりもします。

一般的にあいづちというと一生懸命
聞いている姿勢を伝えると理解されている方が多く、
それだととても受動的、受け身な印象があります。

でも踊るあいづちは、
能動的に関わるためのあいづちです。

傾聴自体についても黙っていればいいと
勘違いしている方もたくさんいます。

でも、

傾聴も、心理学のあるテキストに
「相手とともに理解して行くこと」
と書いてあるように、

とてもの積極的に関わりながら
聴いていくのが本質です。

なので、

受動的ではなく積極的な聴き方の入り口として
踊るあいづちを使い話してと一緒に
二人で会話をして行くペースを作っていきます。

踊るあいづちは話し手が話しやすくなるだけでなく、
聴き手にとってもいいことがあります。

聴き手は自分の感情を話し手と同じように
揺さぶりながら聴くので話し手の感じている
感覚を身体で感じながら聴くことになります。

この感じて理解した気持ちが
いわゆる「気持ちがわかる」という状態です。

話し手が使った「うれしい」「悲しい」といった
気持ちのワードを理解しても感覚として
理解できなければ意味がありません。

踊るあいづちで話し手と同じ雰囲気を自分で
再現することで体験的に気持ちの理解ができます。

踊るあいづちは、気持ちの理解の入り口なのです。

共感のあいづちと、踊るあいづち。

それぞれ練習してみてください。

<お知らせ>

傾聴1日講座、毎月開催中!
https://keicho1day.com/basic-seminor/

<<編集後記>>

知人の紹介でシールを作っている人を紹介してもらいました。

何のシールかというと
ビックリマン風シールを作っている人です。

知人は新宿で散髪屋さんを経営しているのですが、
その店でお客さんにサービスで
店長のビックリマン風シールを配っていたのを見て
わたしも作りたくなりまして。

業者さんを初回してもらいました。

デザインや好きなものなど
ヒアリングをたくさんしていただいて。

神社、ラーメン、猫、カラオケの
イメージを入れていただきました。

一番悩んだのは肩書き(名前)ですが、
お遊びなので「傾聴の神」としてみました(笑)

先日納品していただいたので
SNSのプロフィール画像などを
ビックリマンに変えてみました。

いつか傾聴界の神様になれたらうれしいです。

今日もいい1日をお過ごしください!

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<岩松正史の著書>
・『その聴き方では、部下は動きません。』朝日新聞出版
・『聴く力の強化書』/改訂2版 自由国民社



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