ビリーフ、その信念のまま生きるか?

ビリーフ(信念)というのは、人の心理の話であるようでいて、実際は、物体としての脳みそと切り離すことができない。

なぜなら、心が動くと多くの場合、それにより、脳内ホルモンが分泌され、それが直接的に脳に影響を与えるから。

「なぜ、心が動くと物理的に脳まで動くことになるのか?」
「そのそも、心が動くとはどういうことなのか?」

精神としての心と物質的な脳がどのようにつながっているか?

科学的にはまだ説明できないことも多そうだ。

それはともかく、「ラーメンが好きだ!」というビリーフを持っている人がいたとしたら、それを変えようとするのは大変だろう。

口で説得しても無駄なのは言うまでもないし、ラーメンが嫌いになるような強烈な体験。

あるいは、積み重ねられた小さな体験による習慣の変化により、ビリーフを変更するしなかい。

強烈な体験というんは、自分で意図的に引き起こすことはなかなかできない。

だとすると、現実な方法は、習慣の変更をしていくことになる。

人間以外の生き物が、自主的に生活改善を試みることがあるかどうかはわからない。

でも、大脳が発達した人間は、他の生き物より悩みも深くなる面がある土同時に、自分で考えて何かを変えていく試みができる。

いまある習慣の意味をわざわざとらえなおして、新しい行動で上書きし、習慣を変えていこうと試みることができる。

でもその試みすら、過去に獲得したビリーフの枠の中でしかできないのだから、一朝一夕に代わるというわけにはいかない。

それでも、絶対に無理というわけではないので、試みる価値はある。

なので、自分が今持っている思考習慣、行動習慣を変えたいなら、納得しようがしまいがまず「自分でない信頼できる誰か」の言うとおりやり続けてみるのがいい。

そのとき、今までの人生のビリーフの中では習慣にないことするというのは、とても気持ちが悪いということを知っておこう。

慣れないことに、脳は必ず抵抗を示す。

「自分を変えたい」という顕在意識がと同時に、「このまま変わりたくない」という潜在意識がけんかを始める

それが正常な好転反応。

・・・

また、願ったように・・・というか、信じたように人生は叶うようにできている。

「AだからBになる」というビリーフはそのまま現実となる

「ダイエット中は食べたら体重が増える」というビリーフ持っている人の人生は、そう信じた通りの結果になる

でも(私のように)「ダイエット中に食べても体重は増えない」というビリーフを持っていると、やはり体重は増えない。

「信じるだけで、増えないんですか?それなら簡単でいいですね」

という類の質問をしてくる人がいる。

その人は「信じています」と表面的に言い続けていれば、いいという程度にしか信じていない。

そうではなくて、「おいしいものを食べても体重は絶対に増えない」という確信をもっているかどうかが、ビリーフという意味。

信じるとは「確信している」という意味ということだと覚えておいて欲しい。

ではどのようなプロセスでビリーフは叶っていくのか?

たとえば

「ダイエット中に、食べたら太る」というビリーフを持っている人はまず、ダイエット中に食べ物を食べるという行為に抵抗を覚える。

抵抗感を持ちストレスを感じながら食べることで、罪悪感が生まれる。

すると、罪悪感の虜となり朝から晩まで四六時中、食べることと罪悪感に意識が支配された状態になる。

車で例えるなら、罪悪感というアイドリング状態がずっと続く状態になる。

意識というエンジンんは休むことなくずっと罪悪感が動き続けているので、だんだんと消耗し疲弊してくる。

疲弊してくると、頑張れなくなる。

それまで、頑張って食べる行為を制御しいていた人も、だんだんとその枠が外れてしまう。

「今日だけはいいか」
「これだけは食べてもいいか」

になってくる。

そして、自分を制御しきれていない自分に、また新たなストレスを上積みし始める。

これをしばらくくり返しているうちに、ダイエットは「信じた通り」失敗に終わる

・・・

「食べても体重は増えない」と信じている人は、ダイエット中に食べることにストレスも罪悪感も感じない。

必要なことをやり続ける。

これだと脳がリバウンドしないので、必要な行動の継続ができ、結果もついてくる。

「願えば叶う」的な話はみんな、確信した分だけ、行動化が強化されるから、良い結果につながりやすいというものが多い。

どちらにしても結局、人は「潜在意識が信じた通りに生きている」。

・自分は親にこのように育てられたから、このような人生になった
・うちの親はこういう人だったから、私もそのようになった
・自分は過去にこのような失敗をした人間だから、このような人生を送ることしかできない

というような、ビリーフをもって生きている人がいる。

多かれ少なかれ、誰でも多少そのような傾向はあるかもしれない。

でも、その過酷に体得したビリーフを、これからも抱えながら生きなければいけない、という法律はない。

自分の好き好みで、抱え続けているのではないだろうか。

そのビリーフを書き換えても差し支えはない。

・自分は親にこのように育てられたけれど、これから素晴らしい人生を送ることができる
・うちの親はこういう人だったけれど、私は違う人間として生きることができる
・自分は過去にこのような失敗をしたけれど、それとは関係なく成功する人生を作ることができる

過去へのこだわりといっても、それが人生を未来に導くようなプラスのビリーフであれば、持ち続ければいい。

でも多くの場合、ビリーフが語られるときは、過去についてのネガティブな。

そして、今後の人生をつまらないものにしていしまいそうなビリーフについて語られることが多い。

信念そのものを、いきなり変えることはなかなかできない。

人生に価値観が一瞬で変わるような劇的な変化はなかなか起こらない。

ならば、習慣を変えていくのがいい。

そのためには、まず「まだ信じていない状態」でいかに、新しい習慣を獲得するための行動を上積みしていけるか。

あなたがすでにプラス思考で前向きな人なら、自分が心地いいように進めばいい。

でも、自分はネガティブで後ろ向きで問題を抱えていると思うなら、むしろ気持ち悪いと感じるくらいのことのほうが、人生をプラスに、前向きに変えくれる方法である可能性が高い。

「たとえダメな自分でも、すでに獲得しているビリーフ通りに生きていきたい」

それが人間であるということを認めつつ、自分の中にある、自分を不幸に導いているもう不要なビリーフを、手放して行くと決める。

確かにこれまでの人生は誰か(何か)の影響によって、作られてきた人生かもしれない。

でも、これからの人生もそのレールの上に乗っかったまま、生きなければいけないという法律はない。

イヤな過去さえ手放すことに抵抗を覚えている自分のビリーフに気づき、これからどうするか、相談してみよう。

いまの自分に満足しているなら、そのままのビリーフで生きればいい。

でも満たされていないなら、心地悪くても、ビリーフを変えていくために、習慣を変えていくのだいいのではないだろうか。

「ありのままの自分」とは、満たされないビリーフを持ったままの自分で生きる党いことも含まれると同時に、満たされないビリーフを手放したいと願う、自分の心のまま生きるという意味も含まれるのだから。

心地いいことだけが、ありのままの自分とは限らない。

ありのままにいきるためには、意外ときれいごとだけでは済まないことも多い。

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