その聴き方では、部下は動きません。
12/20発売2020年出版記念講演会開催予定(東京・大阪)
リーダーに必要なのは「伝え方」よりも「聴き方」だ。
ビジネスの目的は「顧客の気持ちの解決」
仕事につかえる実践的傾聴力を手に入れるチャンス
問題解決につなげる聴き方の流れと方法を徹底解説
なぜ傾聴がビジネスで必要不可欠なのか?それは、傾聴が「気持ちを聴く」聴き方だからです。そもそもビジネスとは、顧客の問題を解決して対価をいただく行為です。そして問題解決とは、お客さんが欲しいという物を提供することでも、お客さんが訴えている問題点をなくすことでもありません。
たしかに、ビジネスではそういうことを取り扱います。でもそれは、ビジネスの目的ではなく、ビジネスの目的を達成のための1つの手段にすぎません。ビジネスの目的は、「顧客の気持ちを解決する」ことです。気持ちを解決するとは、簡単にいうと、心がスッキリして、迷いやモヤモヤ感がない状態になることです。
たとえば、こんな「やってはいけない聴き方」をしていませんか。
- ・「わかる、わかる、要するにさ」 ……自分の感覚で安易にわかった感をだす
- ・「それって、こういうことだよね」 ……?確認するように見えて、押しつける
- ・「でもさ、それもあるけどさ」 ……最後まで聞かずに否定する
- ・「そうそう、私の場合は」 ……頼まれてもいないアドバイスをする
・「どうするつもりか?」 ……責任を問いただす - 上司が部下の「気持ち」を聴けない理由
- 聴き方」を間違えると、「伝え方」も間違う
- 傾聴は「気持ちを聴く」聴き方
- 自分に嘘をつかなくていい聴き方
- 聴き上手が使っている「3、2、1の法則」
- 問題は「事柄」と「気持ち」でできている
- 「スッキリか」「?モヤモヤか」?だけに注目する
- 「傾聴期+主訴の転換+問題解決期」で問題解決!
- 「フィーリングチェック」で「スッキリか」「モヤモヤか」を確認する
- 「傾聴期」では、モヤモヤを聴き、問題の本質を理解する
- 「沈黙せざるをえない話し手の気持ち」にも寄りそう
- 気持ちを深く理解するための「3つの質問」
- 傾聴期の終わりは、必ず「ネガティブ」でまとめる
- 傾聴期と問題解決期の橋渡しをする「主訴の転換」
- 「問題解決期」では、具体的に行動できるイメージをつくる
- 「テーマの設定」で自分ができることを見つける
- 「課題の設定」で自分でやりたいことを見つける
- 「宿題の設定」で行動を具体化する
- 「汎用化」で想定外のリスクに備える
- 「クロージング」で次回確認したいことを伝える
- [チームビルディング]進捗報告会が前向きな場に変わった
- [価格交渉]高額だった見積りが妥当な金額に下がった
- [提案営業]顧客の不満を確認でき、受注率がアップした
- [クレーム対応]顧客の怒りに対する解決策が見つかった
- [企画立案]新プロジェクトの仕事を依頼された
本書では「ビジネスに役立つ気持ちを解決する聴き方」を解説します。
経営者,上司,リーダーが知りたいノウハウが満載!
キャリアコンサルタントや産業カウンセラーの有資格者の方たちにも!
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