親切のようでいて気持ちを否定する言葉

オンライン体験会、開催中
https://bit.ly/340LrDl

いつもありがとうございます。

神田小川町は「おがわちょう」か「おがわまち」か今でも悩んでいる、岩松正史です。

だれも人を傷つけたいとは思わないし、
だれも傷つけられたくはありません。

でも時として言葉は悪気鳴く暴力になることがあります。

そこで今回は
「親切のようでいて気持ちを否定する言葉」
についてご紹介します。

「親切のようでいて気持ちを否定する言葉」とは文字通り
言っている本人は悪気なくむしろ親切のつもりだけれど、
実は相手を傷つけている可能性がある言葉です。

逆に、言われた方にとっては
悪気なくいってくれたのだろうけれど
実はそういう言葉は言って欲しくなかったと傷つきたり
むしろ自己肯定感が下がってしまった言葉です。

では、早速例を見てみましょう。

・「気にしなければいい」
・「ほっときな」
・「あなたの方がまだマシ」
・「あなたよりもっと大変な人がいる」
・「大変なのはみんな同じ」
・「でも、いいじゃない」
・「そんなことないよ。あなたすごいよ」
・「~しなきゃだめだよ」
・「~すべきじゃないよ」
・「プラスに考えなよ」
・「あまり深刻に考えない方がいいよ」

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◆気にしないことの強要=気持ちの無視

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「気にしなければいい」
「ほっときなさい」
「あまり深刻に考えない方がいいよ」

→そういわれて気にしなくなるくらいなら苦労しない。
ほっとけない気持ちへの共感がない。

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◆気持ちのディスカウント(値引き)

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「あなたの方がまだマシよ」
「あなたよりもっと大変な人がいる」
「大変なのはみんな同じ」

→私の悩みは他の人より軽いというの?
悩んでいる私がおかしいというの?

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◆わかっているけれど出来ない気持ちを一刀両断

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「~しなきゃだめだよ」
「~すべきじゃないよ」

→それができるくらいなら苦労しない。
私がダメな人間だと烙印を押されている感じ。

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◆なんでもプラス転換の脅迫

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「でもいいじゃない」
「あなたすごいよ」
→全然よくない。
無理やりいい話に転換されて悩みをはぐらかされている感じ。
褒められたいんじゃない。
悩みをわかってほいんだ。

・・・いかがでしょうか?

「確かにある!」と思った方も多いことでしょう。

この言葉がけをすれば100%相手を傷つけるわけではありませんが、
相当な確率で相手を否定している可能性があります。

親切のようでいて気持ちを否定する言葉の厄介なところは、
悪気なくむしろ新設としていわれてしまうところです。

親切の顔をして渡されるので、
言われた方の人は違和感を持っても
「いけないのは自分なんだ」と思い込まされてしまいます。

正論に聞こえるので反論することも出来ません。

いかがでしょうか?

あなたは

「親切のようでいて気持ちを否定する言葉」

をいわれて悲しくなった経験はありませんか?

あるいは、自分がその言葉を人に使っていませんか?

★協力のお願い

プラス転換したがる人の心には
「プラスはいいこと、マイナスは悪いこと」
という心の準拠枠があります。

つまり、潜在意識では自分が耐えられないからつい
プラス転換したりマイナスを無視したくなるのです。

でもその自分の準拠枠に自力で気づくことは容易ではなりません。

そこで皆さんの協力をいただいて
「親切っぽいけれど実は人を傷つけている言葉」
を集めてこの場で共有し、みんなで気づくことで
加害者も被害者も減らすのに役立てたいと思います。

そこで、お願いです。

「相手に悪気はないのはわかるけれど、今までにあなたが言われて傷ついた言葉」
を募集します。

相手が傷ついたかどうかでは正確に分からないので、
あなたが体験したことを教えて下さい。

ご協力いただける方は以下のアンケートをお願いします。。
※個人情報は聞かないのでご安心ください

▼アンケート(親切のようでいて気持ちを否定する言葉)
https://bit.ly/3kyxUt5

<お知らせ>
自分を知り人を知ることができる
傾聴1日講座
http://bit.ly/2gDTlve

<<編集後記>>

9月から毎月一回都内で心理学のワークショップに参加しています。

きのうから、神田小川町に来ています。

神田小川町はカレーグランプリ発祥の地で
特にインド式より和製のカレー屋さん有名店が多い地域です。

会場の近くにも有名店があり
きのうは家族連れなどが行列していました。

研修は傾聴に関係するものに参加しています。

ふだんは自分で調べたり考えたりする機会が多いのですが、
直接専門家に指導受けるのは発見も学びもとても多いです。

傾聴に通じるものですがなかなか奥深くて
一生かけても傾聴をパーフェクトにできるようになるのは
道のりが長いと感じます。

でもあきらめず続けていれば必ず成長できるのが
傾聴なのでコツコツ自己研鑽を積みたいと思います。

今日もいい一日をお過ごし下さい!





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心理学的な傾聴の説明をゆっくり学べます
→ 諸富祥彦の傾聴のねっこ(動画)

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