違和感は訊くのではなく言ってもらう

オンライン版傾聴サポーター養成講座、ついに登場!
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いつもありがとうございます。
日本語の単語「うぇ~い」の意味を知りたい、岩松正史です。

気づきが大事といいます。

気づきはまずその前に自分の中に
「違和感」を一瞬感じた
あとに生まれてきます。

いきなり何もないところから
気づくことはありません。

だから聴き手(カウンセラー)は
いつも「違和感」に注目しながら
傾聴をしているのです。

もちろん

聴き手には話し手(クライエント)が
どんな違和感をいつもつか
などわかりません。

ですからカウンセラーは
対話の最中ずっと話し手をよく観察しながら
「聴き手自身の中に生まれる違和感」
に注目してそれを頼りに関わっていくのです。

このように、

聴き手自身が自分の感覚に正直に
思考や準拠枠にとらわれず
「聴き手自身の心に自分の耳を傾けている」
ことを一致といいます。

1.話し手の中に気持ちがすでに「ある」
2.聴き手は話し手の気持ちをわかりたいと思っている(←絶対条件)
3.話し手の気持ちをわかるためには話し手と向き合っている「聴き手」自身の違和感に心の耳を向け続ける
4.「聴き手」が感じた「気持ち」をヒントに、話し手の「気持ち」に関わっていく
5.聴き手の「感覚的」な理解が、話しての「感覚」を十分にとらえていると了解をもらえることで、聴き手は少し話し手の「気持ちがわかり」、お互いに「気持ちが分かりあえた」と思える部分が増えていく

傾聴のトレーニングはずっと
これをしつづけているだけです。

ところが、

傾聴が上手にできない人多くは、
情報や状況を「わかる」ことからはじめないと
気持ちが「わからない」と勘違いをしていたり、

気持ちだけ聴けばいいと「頭で」わかっていても
気持ちを聴くとはどういうことなのか
体現することが出来ません。

これは、

「聴き手が自分を感じるのが不十分」
だからそうなるのです。

「セラピストにクラエントをどうしようかなどと考えている暇はない、自分の事だけ精一杯やっていればいい」

傾聴の祖、C.ロジャーズがいったのは、
まさにこのことでしょう。

よい聴き手を目指すなら、
自分の中にある「違和感」に
目を向けることからはじめましょう。

そこがまず最初のスタートラインです。

・トレーニング1:自分の中の違和感に目を向ける
・トレーニング2:違和感に立ち止まる
・トレーニング3:違和感の中に身をおきじっくり味わう
・トレーニング4:違和感を自分に誠実に表現する(アウトプット)

このように聴き手自身が
自分の違和感と誠実に向き合っていれば
話し手にもその姿が移り

話し手も自分の違和感などの気持ちを
誠実に話てくれるはずです。

こちらから
「どんなお気持ちでしょうか?」
などと、

わざとらしくお決まりの質問などしなくても
必要があればちゃんと話してくれます。

カウンセラーがクライエントの
鏡であるだけでなく、

クライエントもカウンセラーの
あり方を映し出す鏡なのです。

そのことを知っていると
聴く姿勢が整っていきます。

いい聴き手を目指すなら
自分の心を上手に傾聴できる人になりましょう。

それが最も早く聴き上手になれる道です。
よかったらやってみてください。

<お知らせ>
自分を知り人を知ることができる
傾聴1日講座
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<<編集後記>>

昨日は娘の誕生日でした。

娘が小学校に上がる年の
2月に今の家に引っ越してきて9年。

来年に高校生になります。

誕生日に毎年必ず娘に
伝えることが2つあります。

ひとつは
「誕生日おめでとう」

もう一つは
「お父さんの子としてうちに生まれてきてくれてありがとう。お父さんは君が生まれてきてくれて幸せだよ」

この2つ。

今年も伝えました。

私「誕生日おめでとう!」
娘「うん…」

私「お父さんの子としてうちに生まれてきてくれてありがとう。お父さんは君が生まれてきてくれてら幸せだよ」
娘「うぇ〜い」

「うぇ〜い」?

「うぇ〜い」ってハイなのか?いいえなのか?
わからず気になっているのでありました。

少なくとも
「お父さん大好き!」

ではない気がします(笑)

東京地方は快晴。

しばらく雨は降らなさそうです。
今日もいい1日をお過ごしください!




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■傾聴の参考になる動画
心理学的な傾聴の説明をゆっくり学べます
→ 諸富祥彦の傾聴のねっこ(動画)

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