気づきをやりなおす

傾聴体験会(毎月開催)
https://bit.ly/340LrDl

いつもありがとうございます。
手袋をすでにはめていた、岩松正史です。

本日は、気づきというのは大切であると同時に
気をつけなければいけないというお話です。

よろしければ最後までおつきあいください。

1か月前に「のばさずに押す」というBLOGを書きました。
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「私は30年間、ひげそりをそる時に電動ひげそりを『のばす』ように動かしていたけれど、あることがきっかけで『押す』ように変えてみたら、その方がものすごく簡単によくそれた。知らないまま長年過ごしていることも、たった一つに簡単な気付きで人生が大きく変わるものですね・・・」

というお話しでした。

そのとき、私は30年間の思い込みがとれたので
すごいいい気付きを得た!と思っていたのですが・・・。

ところが、先日その気づきはささいなことで
まったく本質ではなかったことを思い知りました。

・・・

電動のひげそりはときどき付属の
ハケや水洗いして掃除していました。

先日、何気なくひげそりを清掃しようと
刃を覆っているフタを開けて見ると・・・。

ひげをそる刃の溝がすべて
目詰まりしているではありませんか(汗)

ちなみに刃は15個くらい山谷になっていて
幅1mm、深さ5ミリほどの溝が交互に並んでいます。

いままでハケでさっと掃除していてきれいにしていたつもりでしたが、
いつのまにほぼ100%そったひげの粉で目詰まりしておりました(汗)

そこで、

目詰まりを爪楊枝を使って5分ほどかけて、
ごみを一掃したら・・・。

なんということでしょう!

押そうが、のばそうが関係なく
滅茶苦茶きれいにヒゲがそれるじゃないですか(笑)

先日のBLOGに書いたように、
のばすより押した方がよりそれるかもしれません。

でも、

ひげそりの刃の問題のほうが
何倍も大きく影響していたのでした。

私の先日の気づきは問題の本質からは遠く、
小さな、小さな枝葉の気づきだったのです。

・・・

私のひげそりの失敗談はともかく、
「気づきの性質」という点ではカウンセリングを
しているときの気づきも似たものがあります。

いったんなにかに気づいたと思っても、
それが勘違いだとあとで思いが変わったり、
本筋ではなくささいなことだとあとから分かることがよくあります。

だから、カウンセラーは気づきという
「一つの答え」に導こうとするとカウンセリングは失敗します。

一つの気づきが大事なのではなくて、
小さな気づきの連続と修正の流れがカウンセリングなのです。

だから、

クライエントが何かに気づいたそぶりを見せても
カウンセラーは一喜一憂しないことが大切です。

「これは本当に意味ある気づきへの一つのプロセスでしかない」
くらい慎重な姿勢でいたがカウンセリングはうまくいきます。

いかがでしょうか?

これをお読みいただているあなたは、
気づいたと思ったけれどあとからそれは
本当に大きな気付きではなかったと
気づきなおしたことはありますか?

でも、一つの気づきが意味がないとわかるだけでも、
それは前進しているのです。

気づきはすぐ流れ変わりゆくものであります。

人生気づきと訂正の連続であります。

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自分を知り人を知ることができる
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<<編集後記>>

寒がりの私は出かけるときいつも毛糸の手袋をして出かけます。

先日約束の時間に遅れそうで少し急いで準備をしていたら、手袋が見当たりません。

いつもあるはずの引き出しの中に入っていないのです。

おかしいなと思いながらしばらく探していたら・・・

もうすでに手にはめていました(笑)

このように自分がさっきした行動を覚えてないのは
脳科学的に言うと「忘れた」のではなくて、
そもそも無意識でやっているので「記憶をしていない」のだそうです。

やることが多くて先のことを考えていると今やっている行動が記憶されずスルーされます。

最近物忘れが多くなったと言う方はそのような現象なのかもしれませんから、
記憶力を疑うのではなく日々の生活の忙しさを見直したほうがいいかもしれません。

私も自分にそう言い聞かせてます(笑)

それでも自分の記憶力を高めたい1方は
1月27から28日に飯田橋で開催の今年最初(でおそらく最後)の
初心者のための記憶術講座にお越しください。

蜜を避けるため残り数席です。

たった2日間で誰でも300個の単語が覚えられる
脳みそを手に入れたい方はお早めにどうぞ。

今日もいい1日をお過ごしください!


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■傾聴の参考になる動画
心理学的な傾聴の説明をゆっくり学べます
→ 諸富祥彦の傾聴のねっこ(動画)

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