「筆記開示」で感情がわかるようになる

傾聴の体験会
https://bit.ly/340LrDl

いつもありがとうございます。
チョコレートはおあずけだった、岩松正史です。

傾聴で感情を聴きます。

よく「感情引き出したい」という人がいますが
その人は勘違いしています。

感情は引き出さずとも
あなたには見えていなくても
すでに「出ている」感情がたくさんあるのです。

もちろんまだ表現されていない
眠っている感情もありますが、

まずは引き出そうとする前に自分が
ただ受けとれていないだけの感情を
しっかり受けとれるようになりましょう。

<感情が分からない理由>
1.まだ表現されていないから
2.表現されているのに受けとれていないだけ

まだ表現されていない感情は
すでに表現されている感情に関わっていくことで
次第に表現されやすくなります。

傾聴で最も重要な能力は、
話を聴いたとたん感情を理解することではなく
感情についてやりとりしつづける能力なのです。

すでに表現されているけれど聴き手の力不足で
受けとれていないだけの感情を受けとれるようになることで
深く感情を理解し合うことが出来るようになります。

ですから傾聴する人には
・感情に気づき
・感情をありのまま受けとれる

力が必要です。

感情に気づき受けとるための
「感情の受信機」を育てていく
必要があるのです。

感情の受信機を育てる方法は
たくさんあります。

その中から今回は「感情の書き出し」による
方法をご紹介します。

この方法を「筆記開示」といいます。

筆記開示とはいま自分が感じている
感情を思いつくまま書き出すことで
感情を確認する方法です。

やり方は簡単です。

仕事終わりや就寝前など落ち着いた時間に、
紙に自分が今感じている感情を
書き出していくだけです。

<やるときのポイント>
・1日8分以上やること(~20分)
・4日間以上やること

1980年代に研究がはじまり効果が
実証されたこの手法は当初20分間
行うことが推奨されていました。

その後ミシガン大学の研究で最近では
8分でも効果があることが確認されています。

<筆記開示をすることで得られる効果>

・脳の機能が高まり頭の回転が良くなる
・感情のコントロール力がしやすくなる
・体の免疫力があがる 他

感情を確認でき客観視できると同時に
適度な距離をとって
感情とつきあえるようになります。

感情を筆記開示することで
体、心、頭が癒されるのです。

筆記開示により自分の感情に
気づく、認める、受けとることの
意味を実体験することで、

自分の気持ちだけでなく人の気持ちにも
関心を持ちやすくなり、
関わりやすくなるというわけです。

人間関係は自分自身との
関係が映し出されているただの鏡です。

自分の気持ちを分かるようになると、
人の気持ちが分かるようになります。

傾聴力を高めたい人は
自分自身の心との自己対話を
増やしていくことが効果的です。

よかったらやってみてください。

<お知らせ>
傾聴1日講座
http://bit.ly/2gDTlve

<<編集後記>>

バレンタインの日は仕事でした。

毎年娘から何ももらえないので帰宅しても
すぐに自室にこもり仕事をして翌日を迎えました。

翌朝キッチンに行ってみたら冷蔵庫の中に
チョコレートがたくさん作ってあるではないですか!

「これは俺のために作ってくれたんだ!」
と鼻息荒く寝ている娘の部屋に行き

「あのチョコレート食べていいの!?」
と聞いたら・・・

娘「ダメ」。

まだ完成したチョコレートの写真を撮ってないから
ダメとお預けを食ってしまいました(涙)

結局、食べられたのは16日。

それでも娘が私のために作ってくれた(と信じている)
チョコレートを食べれて満足です。

東京地方は快晴。

窓を開けると鳥のさえずりが心地よく入ってきます。

今日もいい1日をお過ごしください!


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■傾聴の参考になる動画
心理学的な傾聴の説明をゆっくり学べます
→ 諸富祥彦の傾聴のねっこ(動画)

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