主訴は正解ではない

傾聴の体験会
https://bit.ly/340LrDl

いつもありがとうございます。
ちょっと早めの散髪をした、岩松正史です。

きのうは深夜の傾聴特修コース3時間コースでした。

主訴の聴きとりに特化した
傾聴サポーター限定の特別クラスです。

日中は仕事をしたり、家事をしたり。

いろいろお忙しいと思うのですが
夜8時から開始にもかかわらず
元気にみなさんお越しくださいます。

主訴を聴きとるというと多くの人は
1つの明確な主訴の答えが1つあって
それをいちど話を聴いただけで
ばっちりと聴きとるものと思いがちです。

でもそれは間違いです。

そもそも傾聴とは
「あいてと共にわかりやっていくこと」

あるいは、

「あいての世界観(準拠枠)を理解しようとすること」。

いちど聴いたら主訴を理解するなどというマジックはありません。

お互いにやりとりをしながら
ときには勘違いや認識不足もありながら
そこも含めてやり取りしながら(コミュニケーション)
相互理解を深めていくのです。

まちがって当たり前、
聴きとれなくて当たり前。

ちゃんと聴きとらねばとネバネバ思考になって
自分に高すぎるハードルをつくってしまうと
余計聴きにくくなります。

迷路の正解の出口を探しに行くのではなく、
一秒ごとに変わる迷路の出口にむかって
一緒に迷うのです。

主訴は生き物のように有機的に
一秒ごとに動き、変わります。

いま主訴だと思えたことも
つぎの瞬間には妄想ではなかったりするのです。

その一緒に迷うという共同体験をしているうちに
主訴に近づいていくことが出来ます。

いま感じた主訴にいま関わり、
そしてまた修正をしていくのです。

最高の人間関係とは間違わないようびくびくしながら
正解が何か腹を探り合う関係ではありません。

お互い人として間違っても。

いいえ、オタが真意外や勘違いをする
不完全な人間である子をと前提として
やりなしがきく関係がずっとつづいている。

それが、最高の人間関係ではないでしょうか。

いかがでしょうかこれをお読みいただいているあなたは
間違わない人間関係の方が楽ですか?

それと間違っても許しあえる関係の方が楽ですか?

主訴を「正解」と思うのは間違いです。

どちらの方が笑顔になるかを基準に考えてみましょう。

<お知らせ>

本心を聴きとりたいなら
傾聴1日講座(東京、大阪、オンライン)
https://keicho1day.com

<<編集後記>>

今日は朝から東京に来ています。

いくつか用事をすませたあとまだ時間があったので
すこし早めですが新宿に散髪にいきました。

昼過ぎ、今日は午後はお店ガラガラですね(汗)

新学期が始まったみなさん忙しいのでしょうか。

おかげで店長と話しながら、
途中気持ちよくてうたたねしつつ
ゆっくりすることができました。

気合を入れてたまっている仕事終わらせます!

今日もいい一日をお過ごし下さい!


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■傾聴の参考になる動画
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