「正しさ」とは単なる心地よさ

脳科学についてのある本を読んでいたら、

衝撃の一言を発見しました。

「正しさとは、心地よさ」

この一言だけみてもよくわからないと思うので、

もう少し詳しくご紹介しましょう。

・世の中には「正しい」「間違っている」という明確な基準はない

・正しさはそのルールがある環境にどの程度深く順応してき方どうかで決まる

・「正しい」というのは「それが自分にとって心地よい」というのと同じ

・「正しさ=好き」「間違い=嫌い」と同義語

・脳は好感が持てるものを「正しい」と判断しやすい

だから、

・偉そうに「間違っている!」という言葉を 「俺はその態度が嫌いだ!」に置きかえても意味は同じになる。

このように書くとわかりやすいでしょうか?

・・・

小学2年生の頃、

夕食に母が作ってくれた「かきあげ(てんぷら)」が大好きで

5、6個一気に食べました。

そうしたら、

その日の夜、気持ち悪くなり、

全部嘔吐して出してしまったのです。

その日以来、

かきあげが嫌いになりました。

つまり、

好き嫌いは、経験に左右されます。

好き嫌いが経験に左右されるということは、

正しさも経験により左右される。

つまり、

自分にとっての正しさと、

他人にとっての正しさは

同じわけがないとうことですね。

「普通そう思うでしょう」

「あたりまえでしょ」

そんな言葉づかいをしていませんか?

自分の正しさを他人に押し付けると、

人間関係は崩れますね。

ちなみに、

一時期大嫌いだったかきあげも、

いまでは大好きです。

好き嫌いは経験によって左右されますが、

時間によっても変わるというのもあるかもしれません。

また、こんな経験もあります。

生ガキを食べてあたったことがありましたが、

だからといって、

生ガキは嫌いになりませんでした。

経験によって左右されない好き嫌いもありますし、

「また食べても体調を崩さなかった」

と、いう新しい経験で上書きすることもできます。

結局人はいつでも変わるという前提で

つき合わないと、自分が苦しくなりますね。

まずは、

「正しさとは、単なる好き嫌いである」

ことを知っておきましょう。

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