気持は「おさえる」より「おさまる」ようにする

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いつもありがとうございます。
娘いわくあえていうなら〇〇の、岩松正史です。

子どもや部下にあまり余計な
ことはいわないほうがいい。

そうわかっていてもつい
いいたくなることないでしょうか。

頭でわかっていてもなかなか
うまくいかないものですよね。

かくいう私も、はじめて生まれた
子供(長女)が小さい頃には心配のあまり
あれやこれやといってしまいがちで、
あとからよく後悔したものです。

「親」という漢字は「木の上に立って見る」と書きます。

そんな風に見守ってあげられたらいいのですが
なかなかそんな親心で見守るのはしにくいものです。

そんな私も、いまでは余計なことを
いわずにすむようになりました。

そうなれたのは、傾聴にもとても大切な
能力がだいぶ身についてきたからです。

その能力とは・・・、

「自分に気づいて、自分を抱える能力」

です。

余計なことをいわないように
しようとする人の最大の失敗は、
「いうかいわないか」行為に
意識を奪われていることです。

でも、

その行為をさせたくしている根源は
「心」がいいたい「気持ち」になっているから
いいたくなるのでしょう。

「気持ち」がおさまってないのに、
気持ちが動いた結果である行為だけ
おさえようとしてもできませえん。

抑圧するだけなので苦しくなるからです。

ではどうすればいいか?

気持ちは「おさえる」のではなく、
「観察する」ことで結果的に
「おさまり」ます。

具体的には、

行為を気にするのではなく、
いいたくなっている自分の
気持ちを観察します。

そうすると、

自分を離れたところから
見れるようになります。

第三者の目で客観的に見る
心の目が養われます。

客観的に自分で見えてからでないと
その後の行為をかえることはできません。

客観的に見られるようになると、
気持ちは動きながらも気持ちに
流されにくくなります。

その状態が気持ちを
「抱えている」という状態です。

悪い行為をおさえようという
解決思考ではうまくいきません。

そうしたくなる気持ちに気づき
その気持ちとともにいられるように
するとうまくいきます。

つまりこれが自分に寄りそうということです。

そして自分の感情に気づき、
抱えていられるようになったひとは当然
他の人の話を聞いている最中も感情的になりにくくなり
じっくり聴けるようになっていきます。

自分を眺め、抱え、その感情と共に過ごす。

よかったらやってみてください。

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<<編集後記>>

先日のうさぎ島への旅行は
家族4人で一緒に行きましたが、

したの息子の小学校が月曜日にあるので
妻と息子はさきに帰りました。

残りの二日間は娘と私の水いらずでした。

なかなか娘と2人で過ごすこともないので
夕食のときに普段できないような
話をいろいろ投げかけてみました。

私「お父さんに直して欲しいところある?」
娘「・・・。とくにない」

私「じゃあ、お父さんのどこが気になるところとかは?」
娘「・・・あえて言うなら・・・」

(ドキドキ)

娘「ひとりごとが多い」

・・・うん確かに(汗)

心の声がだだ漏れなのでした。

今日もいい1日をお過ごしください!

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<岩松正史の著書>
・『その聴き方では、部下は動きません。』朝日新聞出版
・『聴く力の強化書』/4刷 自由国民社


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