「気にしない」唯一の方法

人生には、気にしたほうがいいことと、気にしても仕方ないことの両方がある。

でも、気にしても仕方ないのに、気になってしまう時は、いったいどうしたらよいのだろうか?

夜、ホームページを改善しようといじっていたら、

仕事用のホームページがとある事情で

完全に壊れてしまった。

バックアップは一応あるが、

まだ慣れていないシステムのため、

バックアップからどうやって

復元していいのかわからない。

それ以前に、そもそも、

バックアップからの復元で

直せそうな内容ではない気がする。

未知のトラブルに向かわなければならない恐怖がある。

ところが、

スケジュールはというと、

これから丸2日間講座が入っている。

いますぐ回復作業に入りたいけれど、

そういうわけにはいかない。

もどかしい気持ちを抱えつつ、

壊れたホームページは放置して、

仕事場に向かった。

・・・

「気になるけれど、今すぐどうにもできない」

そんな感覚に見舞われたことはないでしょうか?

・試験を受けたけれど、合格発表の日まで合否が気になる。

・遠くの町に住む両親の片方が、病気で手術を受けたけれど、その結果が気になる。

・大事な仕事の段取りをして帰ってきたけれども、あれで十分準備は足りていたのか気になる。

・家の玄関の鍵をちゃんと閉めてきたか気になる

・・・いろいろな「気になる」がある。

気になったとき、すぐにそれに

対してできることがあるなら、

すぐ動き出すのがいい。

でも、気にはなってもいまは

何もできないということもある。

その時はどうするか?

答えは一つしかない。

「今できる(やるべき)別のことに集中して、行動する」

出来ないことを考えて、

出来るようになるなら気にすればいい。

でも、何もできないと分かっているなら、

気にしていても何も起こらない。

「気にしていました」

という事実だけが残る。

そんなのは時間と心の浪費。

気にする代わりに、いま目の前の

出来ることをやるのがいい。

ポイントは、

気になっているもののほうを、

「忘れよう」

「気にしないでおこう」

ではない。

「〇〇をしよう」と、

今目の前にある出来ることについて

行動をすること。

「真剣に」。

人間の意識は、自然とマイナスに流れやすい。

意識自体をコントロールしようとするのをやめよう。

コントロールできる

「いま目の前」の「現実」の「行動」を決めてやる。

気にしても、気にしなくても、

今後起きる現実は一つ。

で、あるならば、

気にしている時間のせいで、

他のやれること、やるべきことを残してしまうより

出来ることは終わらせて、

来るべき最悪の現実に向き合うのがいい。

・・・

そう言い聞かせて、全力で講座を終えた。

そして、

このブログも書いている。

「トラブルがあったから、今日書けませんでした」

というのは簡単。

別に、1日くらい書かなくたって誰も文句は言わない。

でも、自分との約束を破ったことを

私自身は許しはしないと知っている。

ここぞという時にこそ、言い訳しない自分でいたい。

「自分に」言い訳しないでいい自分に。

そう思わせてくれるのは、きっと

普段、どうでもいい時は、

自分に言い訳三昧を許しているからだろう。

普段から言い訳を抑圧していたら、

ここぞという時は、

きっとプレッシャーでパンクしてしまうはず。

【この言葉を自分に言ってみよう!】

「言い訳するのも自分のため。言い訳しないのも自分のため。」

自分主義でいこう。

一日講座をやった疲れはあるが、

こうして日課のBLOGをかけたのは、実に気分がいい。

家に帰ったら戦いの始まり。

さて、とりあえず

明日の朝までにどこまでできるか、

(ひとりで)作戦会議を始めるとしますか。

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