共感できているかどうかはいつ分かるのか?

▼BLOGの更新情報をLINEで受け取りたい方はこちら
https://bit.ly/3eyhhgM

───────────────────
◆オンライン傾聴体験会
・8月14日(土) 20:00
・8月17日(火) 10:00
・9月1日(水) 20:00
・9月7日(火) 10:00
・9月16日(木) 20:00
・9月23日(木祝) 20:00
https://bit.ly/340LrDl
───────────────────

いつもありがとうございます。
ジーパンがツメとぎになりがちな、岩松正史です。

このブログを書いている前日の夜にスタンドFMで
認定講師の白石安代さんとまさにこのテーマ
「共感とは何か」について90分におよぶ
長い対談を行いました。

そちらの音声は数日以内にクローズになりますので
よろしかったら早めに聞いてみてください。

?共感とはなにか?

今回は、

「共感はできているかできてないかいつわかるのか?」

という話です。

共感できたかわかる瞬間は、大きく分けて2つあります。

1.セッションが終わるとき
2.伝え返しをしたあと

◆1.セッションが終わる時

傾聴の祖、C.ロジャーズは

「うまくいっているカウンセリングには、受容という状態、共感という状態、一致という状態があった」

というふうに「ある/あった」という表現を使っています。

これは共感が「できていた」と呼ぶことができます。

出来ていたかどうかはセッションが終わるとき
クライエントから感想をもらったりして分かったりします。

◆2.伝え返しをしたあと

しかし、ロジャーズは晩年、
共感の定義を変更しています。

「私はもはや共感は状態であると表現しない。共感とはプロセスである」。

つまり、プロセス(過程)ということです。

これが2番目の伝え返しをしたときに
共感出来ているかわかるときです。

ちなみに、伝え返しとは
話し手が発してる感覚について、聴き手がちゃんと感覚を理解できているか
話し手に「このように感じているのでしょうか?」と
確認をとる作業のことです。

伝え返しの注意点としては、
状況や事実関係の確認をとるのではなく
いわんとしてる感覚的なもの確認をとることです。

これが出来るにはそれなりに練習が必要です。

話しを戻します。

伝え返しがちゃんとできていると
「そうです!」というふうにハッキリ
ふに落ちた感じの返事がもらたりします。

すると伝え返しをしたことで聴き手は
「自分はクライエントさんと近い感覚を共有できている」
確認がとれます。

そのとき共感ができていることがわかります。

これが2番目の伝え返しをしたときに
共感できているとわかるときです。

そして「共感できている」というのは、
例えばどういう感じになるかというと、

・ひとりでいるけれども一人ぼっちではない感覚をクライアントがもっている
・ふたりでいるけれども十分に安心してひとりになれている感覚をクライエントがもっている

そのような感じの反応が得られているときは
共感できていると判断していいのではないでしょうか。

まずは、共感は「する/しない」という
二元論だけでは語れないことを知っておいてください。

<お知らせ>

傾聴1日講座、毎月開催中!
https://bit.ly/3pC7ER0

<<編集後記>>

猫を飼いはめて1ヵ月になります。

先日、2回目の予防接種も終わりました。

いつでも触ったり抱っこできるまで慣れました。

いまのところ特に大きなトラブルはありませんが、
なれが必要な細かい問題はいろいろあります。

たとえば、

先日だっこしてひざの上においたら
履いてるジーパンをガリガリ爪とぎのように使い始めして。

先日も買ったばかりのジーパンを
ガリガリやられてしまました(汗)

猫にとってはジーパンも爪とぎも変わらないようであります。

またそこがかわいいですけどね。

今日もいい1日をお過ごしください!

■ 傾聴

体験会
傾聴1日講座(基礎)
傾聴サポーター養成講座

<岩松正史の著書>
・『その聴き方では、部下は動きません。』朝日新聞出版
・『聴く力の強化書』/4刷 自由国民社


logo1

PAGE TOP