自分でコンビニ時代売っていて
こういうのもなんですが、
コンビニやCMでよく目にする言葉で
好きではない・・・というか、
キライな「言葉の表現」がありまして。
それは、
「さらにおいしくなりました!」
というキャッチフレーズです。
いままであった商品が改良(リニューアル)
されて発売されたときによく使われる言葉ですね。
この言葉について、
むかしから2つの違和感を感じています。
一つ目は、単純に
「そんなにおいしくなったか?」
ということです。
たしかに、
コンビニで例えるなら20年前と比べたら
おにぎりも弁当も美味しくなったとは思います。
でも、
リニューアルするたびに必ず
美味しくなるわけでもなくて、
ただ具やパッケージを「変えた」だけ
ということも多々あるわけです。
「変える=おいしい」
じゃないよな・・・
と、当時から思っていました。
二つ目は、
ひとつ目にも関係していますが、
おいしいかどうか決めるのはそもそも
「食べた人」
であって売る側が
「おいしくなりました」
と、いうのは変だよなと思うのです。
なにか、
「これがおいしいものなんです」
と、おいしさの押し売りをされている感じがしませんか?
(私だけかも知れません)
以前、なぜ売る側はこういう言葉を使うのか?
と、真剣に考えたことがありまして。
出た結論は・・・
「美味しいと思って欲しい売る方の自己中心の願望」
というところに落ち着きました。
企業の多くは「顧客満足」「お客さんのために」
と必ず言いますが、
こういう言葉の使い方の端々に
本心というのは出てくるよなと思ったりするのですが
いかがでしょうか?
まあ・・・、
こんなに気むずかしく指摘しなくても、
「これおいしいですよ!」と言われたら、
素直に食べてみればよいだけことなんですけどもね(笑)
でも先日もこのキャッチフレーズを目にしまして、
今日はちょっと書いてみようと思ったわけでありました。
本人は隠したつもりでも、
言葉にはその人の気持ちがよく現れますね。
あなたは気になる言葉や表現がありますか?
その言葉について、深く感じ取ってみようとすると
その言葉を発した人の気持ちが想像できるかもしれません。
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