当社の会長は業界では名の知れた経済アナリストでして、
毎週書き続けて20年で1000号。
経済、時局に関するレポートを書き続けている
「書くプロ」
です。
その会長から4,5年前に言われた
「書くプロとアマの違いについて」
の話をいまでもよく思い出します。
プロとアマの違い。
それは、
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いい文章が書けるかどうかではなく、
「しんどくてもアイディアが浮かばない時でも、とにかく書き続けること。」
プロは何があっても穴を空けない。
アマチュアは、気分がいいときだけ書く。
当時、自分のことを言われているようで心が痛かったですね。
最近BLOGやFacebookを
ビジネスに利用している人が増えています。
私もここ数か月毎日文章を書いています。
BLOGやメルマガについては、
多すぎて多少鬱陶しいとも言われることもありますが(汗)。
内容はもっと有意義に書けるように
練習してならないといけないなと思いつつ、
それでも、
毎日の楽しみといっていただける人もいます。
ありがたいですね。
仕事で使うならプロということですよね。
よほどの有名人でもないのですから、
プロであるなら発信を続けないといけない
と、思って書きはじめたわけです。
(何度も挑戦しては挫折しましたけれども・・)
でもつづけるのは大切だなと心底思うのです。
つづけているとよい悪い含めて
いろいろ反応がもらえるようになりました。
モノ売りに例えるなら、
気分次第で開店するコンビと毎日開いているコンビニ
どちらに行こうと思うか?という話と同じです。
気分次第で開店日が変わるいお店には
「そういう店主なんだな」
というイメージがつきます。
もしそのお店がどこにでもあるコンビニではなく、
超有名なラーメン店ならときどき開店も
プレミアム感が増していいかもしれませんが・・・。
そうでないなら
毎日開いていていないとお客さんはきっと敬遠しますね。
文章なら、
毎日でなくてもよいのですが、
書くと決めたらその自分が決めた決まりごとの中で
書き続けないとプラスにならないだけでなく、
かえってマイナスの印象がつくかもしれません。
ですから、
気分がい時だけ書くなんて言うのは
その時点でアウトです。
楽しく毎日できればそれに越したことはありませんが、
人間ですから毎日同じテンションというわけにもいきません。
疲れていたり悩んでいる時もあるでしょう。
そういう時こそプロの「書き時」というわけですね。
しんどくても書く・・・といいますか、
しんどいときに書きつづけてこそ、
書くことの意味が生まれる、
なんて言い聞かせながら書いたりしています。
書くことに限らず
簡単なそうに見えることでも、
一つのことを続けるというのは
なかなか大変なことですね。
私を昔から知っている人なら分かると思いますが、
私はとても熱しやすく冷めやすい性格であります(笑)
それはともかく、
つづけられるというのはそれだけで
立派な一つの能力だと思うのです。
でもこの能力は天性のものではなく、
自分で育てる能力ですね。
書くことも、ダイエットも、読書も、運動も、
つづけられないということはつまり、
自分とした約束が守れていないということになります。
そして残念なことに、
世界で一番大切なはずの自分自身との約束を守れない人は、
他人との約束も守ることができません。
内容はなんであれ、
「つづけるために、つづける」
ということで充分人は成長できます。
長く続けるためのポイントはたった一つです。
一度や二度、自分との約束が
守れなかった日があったとしても、
そこで投げ出さずに、
「必ず復活する」
と、もう一つ先に自分と約束しておくことです。
1.つづけるという約束
2.復活するという約束
この2つの約束をワンセットにしておけば、
必ず長く続けることができます。
つづけられなかったからやめる。
↓
辞めるから結果が何も残らない。
↓
残るのはつづけられなかった自分という事実だけ。
↓
「続けられない私」と自己肯定感が下がる
↓
次はじめるチャンスがあっても、つづけられない人だからという理由ではじめない。
↓
はじめないから結果が出ない。
↓
結果がないから自己肯定感が上がらない。
↓
余計つづけられない自分が強化される。
永遠の負のスパイラルであります。
復活すればできること、
結果が残ることはたくさんあるのに
もったいないですね。
毎日でも週一でも、
文章でなくても、
毎日靴をそろえるでもなんでもいいのですが、
とにかくつづけるという習慣を自分に課すことは
自己肯定感を高めるよい練習にもなります。
そしてその結果が他者からの肯定感、
つまり信頼・信用になります。
毎日楽しみながら毎日できればそれに越したことはありませんが、
しんどくてもつづけるということは、
他者に対するプロ意識であると同時に、
自分自身を生かすプロであるともいえますね。
さて声をお読みのあなたは
自分を生かすためのプロフェッショナルですか?
それでもアマチュアでしょうか?
<お知らせ1>
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