信じたいものが真実(親業のゴードンとロジャーズ)

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いつもありがとうございます。
カフェをハシゴ中の、岩松正史です。

ロジャーズはゴードンの
ことを好きではなかった。

ゴードンはオハイオ州立大学の教え子で、
数年後、シカゴ大学まで
ロジャーズを追いかけてきた
可愛い教え子だった。

ロジャーズはゴードンに
仕事を紹介してあげた
こともあった。

その後、ゴードンは
親業で有名になった。

ゴードンは、
金儲けがうまかった。

その金儲けの手段に使われたのが、
1940年代にロジャーズが「捨てた」
傾聴(リスニング)だった。

世間から批判され、揶揄され
ロジャースが嫌った傾聴の手法に対する誤解を
現代まで広めた張本人の一人が、
結果的にゴードンだった。

親業の中で間違って伝わった
同調・同意と共感をはき違えた傾聴は、
少なからず親業に混じって
日本にも広まった。

親業を崇拝している人の中に
いまだに子供が欲しがるものは
高価なものでも、決してNOといわず、

買ってあげるという思想を
持っている人がいるのは
そのためだろう。

ゴードンもそれは共感ではないことを
わざわざ説明しているが、
うまく伝わっていない。

そして、
ロジャーズは、手法について語れば
誤解が広がることをいやというほど
体験して知っていた。

だから、
ゴードンに、1940年代の手法は
傾聴とは関係ないと言いたかったのだろう。

この事実を見てわかることが一つある。

人間には真実など
どうでもいいということだ。

自分にとって都合よく
信じられるものさえあれば、
真実でなくても、なんでもいい。

人間にとっての真実は、
「信じられるものがある人生」であって、
何を信じているか内容は問わない。

何かを信じている自分さえいれば
生きていくことができる。

人々が欲しかったのは、
ロジャーズが伝えたかった
傾聴そのものではなく、

都合よく受け入れやすい
「傾聴」と呼べるものだった。

信じる物を守るためには、
ロジャーズの主張に沿う訂正も、
修正も、意見も、邪魔ものでしかない。

ロジャーズはそれに落胆した。。

ゴードンはことあるごとに
必死を弁明を試みた。

でも、
ロジャーズは一切とりあわず、
ゴードンを許す事はなかった。

信じられるなら
間違っていても構わない。

それが人の性だから、
たとえそれが自分が信じている
真実とは違っても、

その人が信じているものを
理解しようと傾聴すれば、
相手は「わかってもらえている」
と感じます。

人それぞれ信じたいものが違うという
前提を心底信じていると
傾聴はしやすくなります。

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<<編集後記>>
いよいよ2023年も終わり。

大きな講座はもうないので、
日中は毎日どこかのカフェに行って
パソコンで作業をしています。

きのうはサンマルクカフェ、
今日はミスタードーナツ。

同じパソコン作業なのに、
日々、やらなきゃいけないことに
追い立てられている時よりも、

なぜか、
作業がよく進むから不思議です。

心の余裕、大切ですね。

今日もいい一日をお過ごしください!

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