沈黙になったときの傾聴的に正しい対処法

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いつもありがとうございます。
得意料理は手羽元の甘辛煮、岩松正史です。

沈黙で困ることないですか?

先日もキャリコンの試験対策講座をしていたら
沈黙になるとパニックになってしまって
焦るという人がきていました。

ここで思い出して欲しいのは、
傾聴を提唱したロジャーズは
傾聴するとき何がいち番
大事といっていたかです。

それは「一致」です。

なぜロジャースは
一致が大事といったのか?

理由は簡単で、
一致がなければまく
聴けなくなるからです。

まさに、

沈黙の場面はそれが
典型的に現れる場面です。

軽く傾聴を学習した
ことがある多くの学習者は、

沈黙になると
「破ってはいけない」
という思考が働き

この時間を耐えようとします。

あるいは、

耐えられない人は、
適当な質問を投げかけるか、
それまでの話の要約でもして
返すだけが関の山です。

でも、
マニュアルに沿って対応しようとすると
たいてい墓穴を掘ります。

このような自分を見失い、
心にもないようなことを
言ってしまうような状態のことを
「不一致」といいます。

では、一致とは何か。

簡単なことです。

自分が沈黙になったとき
心の中で思ったことを
思った通り表現すればいいのです。

これを「感情の言語化」といいます。

それはたとえば
「どう応答していいか困っている」
かもしれません。

だとしたら、
例えばこんな感じでしょうか。

「この沈黙にどのように関わっていいか
わからずに困っていた自分がいます」

「今ここに流れていた沈黙の中で
あなたの内側では何か起きていたのでしょうか」

「この沈黙の時間をどのように
過ごされていましたか」

自分の中にある
「どう応答していいか困っている」
が言わんとしている意味をそのまま
心に沿うように言語化しましょう。

ロジャーズは一致のひとつの説明として
このような表現をしています。

「自分の感情について必要があれば
感覚的に正確に表現できる状態にあること」

人の話を聴きながら、
同時に自分の内側の
心の声に耳を傾けながら聴きます。

すると、
その中で湧き上がってきた
自分の感情をベースにして、

人の感情に関われる
ようになるというわけです。

傾聴とは、ただ
感情を聴くだけでなく
感情と感情でやり取りすることです。

自分の感情を使いながら出ないと
うまく聴けなくなるのは当然です。

経験上、応答の正解を
ただ頭で考えているだけのうちは
いつまでたっても
沈黙への焦りはなくなりません。

自分の心の声も聴き
自分に誠実に応答できるようになれば、
人とどう向けば良いか
困る場面も減ります。

自分を理解すればするほど
人のことを理解しやすくなるのです。

このことについてロジャーズは、
「聴き手の態度が話し手に移っていく」
と言いました。

まったく同感です。

テクニックで乗り切ろうとする
レベルはいつまでたっても
浅いレベルのいたちごっこになります。

「答えは、あなたの中にある」

のではなくて、

「答えは、あなた自身」です。

沈黙になった時は心の中にあるものを
言語化で伝えられるよう
日々、練習しましょう。

まず、
自分でやってみてください。

そして、
自分ひとりではやりにくいなら
傾聴の体験会に来て、私に
質問してみてください。

 

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<<編集後記>>

毎日といわれると嫌ですが、
余裕があるならば
料理はしたい方です。

子どもの頃から、
ミルクセーキ作ったり、
葛湯作ったり、

独身時代から、
カキフライあげたり

作ることは好きです。

だって、
自分が食べたいものを
食べたいとき作れたら
うれしいじゃないですか。

私が時々作るのが、
手羽元の甘辛煮です。

子どもころ大好きで
母から作り方を教わり
自分でアレンジしました。

まずは、
酢、醤油、酒を同僚混ぜて
砂糖も適量入れて手羽元を煮て、
(うちは圧力鍋)

その後、
みりんを好みで入れて
煮詰めていくだけです。

子どもたちも大好きです。

今日から大阪に行きます。

今日もいい一日をお過ごしください!

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