いつもありがとうございます。
資格をとっただけでは人生はさほど変わらないと実感している、岩松正史です。
仕事柄、ここ2年ほどキャリアコンサルタントの
国家資格の受験をする人にたくさん会います。
合格率50%前後、70点以上取れば
だれでも合格できる試験ということで、
国家資格の試験としては楽なほうに分類される資格です。
それでも合格するのは大変という方もいるでしょう。
過去に不合格になった人を総合すると
いくつかの共通点があることがよくわかります。
キャリコン試験を受ける人にありがちな
失敗しやすいポイントと注意点をご紹介します。
①参考書をいろいろ揃えまくる
一番よくある間違いです。
試験勉強に自信が持てない人が抱える一番大きな理由は、
試験に関する情報が少ないことへの不安ではありません。
自分自身の記憶力への自信のなさへの不安です。
覚えることに自信がない人が、
参考書をたくさん買ったりネットで情報を集めたら、
余計にプレッシャーがかかるだけです。
人間の脳はいっぺんにたくさんの情報を与えるとパンクします。
覚える自信がない人は、参考書を買う前に、
いま与えられている情報の中かから
何を覚えるか」正確に範囲と数を決めましょう。
そして、もっと大事なことは
「何を覚えないか決める」
ことです。
覚える量を増やすのではなく、
覚えない量を増やしましょう。
★ポイント「情報は増やさず、減らす」
②すぐに過去問を解こうとする
過去問をたくさん解くこと自体には
学力向上に何の効果もありません。
仮に点数がよくても、それは偶然かもしれません。
点数が悪くても、
「やっぱり自分の実力ではダメなんだ」
と自信を落とすだけです。
過去問を解くのは、十分に覚える作業をし終えたあと、
最終確認として使うだけで十分です。
過去問を解いただけで、
なんとなく試験勉強をやった気分に
なっている人がいますが無意味です。
過去問事前に使うなら、
勉強すべき内容を具体的に知るためのツールとしては最適です。
なので過去問は解かず、
見ながら覚える範囲を確定することに使いましょう。
★ポイント「過去問は解くのではなく、覚える内容の確定に使う」
③やたらと対策講座に通おうとする
よくある対策講座は過去の出題傾向を
教えてくれるだけのものです。
そのような講座はほとんど意味がありません。
もう一度思い出してみてください。
受験するあなたが一番困っているこのは、
出題範囲がわからないことよりも、
仮に出題範囲がわかったとしてもそれを
記憶する自信がないことです。
覚える自信がある人は、
過去の傾向などを聴くことは参考になります。
でも、①の情報を増やさないのと同様、
対策講座で得た情報を生かし切る自信がない人は、
情報が増えれば増えるほど不安を増すだけです。
対策講座に行っても合格には近づきませんし、
たまたま、対策講座で聴いた内容が試験に
出て合格したとしても百害あった一利なしです。
なぜなならせっかく合格しても、
「自分は偶然、山が当たって合格できただけ」
という自信のなさが潜在意識に
植え付けられてしまうからです。
私は、キャリコンの対策講座にいったことがありません。
・・・というか、
産業カウンセラーの資格を持っていた関係で、
キャリコンの受験資格を持っていたため、
いまみなさんが通っているような
キャリアコンサルタント養成講座すら
受けたことがありません。
講座は受けず受験をしても
別に困ることはありませんでした。
★ポイント「対策講座に行く時間があるなら、一人で勉強する」
・・・
いかがでしょうか?
ご自身に当てはまるものはありましたか?
全員に当てはまることではないかもしれません。
でも、もし自分がいま上に書いたような罠に
陥りそうになっている心当たりがあるなら、
いまから修正してみてください。
・・・
キャリコン国家資格をとって1年経ちました。
とくに生活の中で大きな変化は起きていません。
自分でどう生かすかの問題ですね。
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