目的がかわると行動が変わる

テレビは基本的に見ないのですが先日、

たまたまかかっていたテレビを見ていたときのこと。

プロスケート選手の羽生結弦や浅田真央選手の

珍プレー集のような番組がやっていました。

どんな内容だったのかといいますと、

何かのイベントだったのか、

リンク袖から出てきて、たくさんの選手が

リンク中央に滑って集まってきます。

その時に、本当は袖から出てきたら一回、

リンクの中央で観客のみなさんに回って

あいさつしなくてはいけないのに、

浅田選手ら多くの選手がそれを忘れてしまいます。

しかし、

多くの選手が挨拶を忘れてしまいそのまま

整列してしまっている中、

羽生結弦選手だけは忘れることなく、

当たり前のようにリンクの中央に向かい

大きく手を振って観客の皆さんに挨拶をしたのです。

その神対応を見て、他の失敗をした選手たちが

すごいと驚く

・・・という

なんとも文字で書くと面白さが伝わらない

珍プレーでありました(笑)

珍プレーの様子はうまく伝わらないのでありますが、

他にの流れる羽生選手の神対応のVTRを見ながら、

その時の羽生選手がふと目にとまり、

「他の選手と何が違うのか?」

と、観察してみたのです。

そして勝手に観察した結果、

羽生選手はそもそも他の選手とは

「スケートをする目的が違う」

という結論に勝手に達したのでした。

いろいろなVTRがあったのですが、

さきほどの整列の場面でいうと、

ほかの選手は

「ちゃんと並ぶこと」

が目的ですが、

(ちょっと変な言い方かもしれませんが)

羽生君はそうではなくて、

「観客に感謝すること」

がすべての行動の目的であるかのように見えたのです。

フィギアスケートには詳しくない私が見ても、

演技をはじめから終わるまで、

すべてのたちふるまいに

観客に感謝したくて仕方がないという様子が

伝わるのが彼の人気の一つの

理由なのではないでしょうか?

やっていることは同じでも、

どう思ってやっているかで、

当たり前の生活に変化が起こすことができるんですね。

私自身、自分の生活の中でも、

こなすことや自分の目標だけという

狭い世界だけが目的になって

しまっていることがあるな・・・と。

また先に、

「みんなのために何か行動しよう」

ではんなくて、

みんなのためを願う自分が先にいれば、

そのための行動は自然と湧き上がって

くるものなのかもしれません。

「自分のためが人のためになり、

 人のためが自分のためになる」

そんな尊さすら感じた次第です。

どうしたらあんな風に

なれるのかと不思議に思って、

自分に向かって、

「しっかりしろ40代!!!」

なって心の中で言ったりしまして(笑)

・・・

これをお読みのあなたも、

目先のことをこなすことに

意識を奪われすぎていることはないでしょうか?

なにごとも何をするかではなく、

何をどう思ってするかが大切ですね。

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