人の話は聴けても、
「自分の気持ちがよくわからない」
「怒りやイライラに飲み込まれてしまう」
「いつまでも、くよくよ悩みがち」
そんな方へ。
フォーカシングは、
まだ言葉になっていない自分の内側の感じに
触れながら、自己理解を進める方法です。
自分の心を聴けるようになることは、
傾聴における「一致」の
大切なトレーニングにもなります。
自分の心を聴く力があると、
人の心を深く聴く力がついてきます。
9月19日(土)ベーシック
9月20日(日)アドバンス
東京・水道橋
詳細・お申し込み
https://jkda.or.jp/focusing
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いつもありがとうございます。
傾聴を学ぶと、
「悲しかったんですね」「不安なんですね」と、
相手が口にした感情をくり返す
練習をすることがあります。
でも、
私は感情をそのままくり返すことを、
傾聴の中心には置いていません。
なぜなら、
「悲しい」「不安」「腹が立つ」といった感情の言葉は、
その人の体験そのものではないからです。
たとえば、
ある人が「なんだか不安なんです」と話したとします。
でも、しばらく話しているうちに、
「不安というより、落ち着かない感じかな」
さらに、
「何かに追われている感じかもしれない」
と表現が変わっていくことがあります。
これは、心の奥に隠れていた
「本当の気持ち」が見つかった
ということではありません。
人は自分の内側に触れ、
それを言葉にしてみることで理解が動き、
体験そのものが変化し次へ進んでいきます。
これを「体験過程」と呼びます。
ロジャーズたちが行った来談者中心療法の
研究の過程でつくられたEXPスケール(体験過程尺度)では、
話し手の表現を7段階にして紹介していました。
その中でも「感情」は「事柄」の次に位置する、
かなり浅い段階としめされています。
関西大学名誉教授で
ジェンドリンのお弟子さんの
池見陽先生の論文の中でも
「感情」の表現は低・レベル3の
「出来事中心の段階」に含まれています。
http://www.akira-ikemi.net/ewExternalFiles/KU-1100-20170318-06.pdf
感情ばかり話している
クライエントのカウンセリングは
うまくいっていないことを示しています。
感情を表出しているだけでは
体験過程としてはまだ浅く、
そこから自分の内側を確かめ、
感じられている意味に触れていく方向へ
進んでいったカウンセリングは成功していたのです。
だから、さきほどの例で話し手がすでに
「何かに追われている感じ」へ進んでいるのに、
聴き手が「不安なんですね」と
くり返してしまえば、かえって
前の体験に戻してしまうことがあります。
ロジャースも晩年、自分がしていることは
感情の反射ではなく、相手の内側の世界について、
自分の理解が正しいかを確かめ
理解の試みであると説明しています。
つまり傾聴とは、感情を深掘りすることでも
言い当てることではありません。
「この人はいまこの瞬間、何をどのように感じているのだろう」
そこに関心を向け、変化し動き続ける
「感じの流れ」である体験についていく。
その姿勢で聴くことが、
感情をくり返すことよりも
感情を積極的にくり返すのを
やめてみましょう。
それよりは、
「気持ち」や「感られている意味」を映し返すようにすると
より傾聴らしい傾聴になります。
9月20日・21日、東京で開催の
フォーカシング実践講座では、
体験に注意を向けながら、
「自分は本当は何を感じ、
何を大切にしているのか」を、
確かめていく方法を実践的に学びます。
頭で考えるだけでは見えてこない、
自分の内側の声に気づく体験をしてみたい方は、
ぜひこの機会にご参加ください。
フォーカシング実践講座はこちら
https://jkda.or.jp/focusing
<編集後記>
<講座のご案内>
◆フォーカシング実践講座
ベーシック/アドバンス
◆傾聴1日講座
東京・大阪・オンラインで開催
◆傾聴サポーター養成講座
東京・オンラインで開催
◆オンライン体験会&説明会
9/6(日)19:30、
9/10(木)19:30、
9/27(日)10:00
10/4(日)19:30、
10/8(木)19:30、
10/27(日)10:00
時間:120分(質問タイムあり)
定員:4名
読者価格:¥4,000 → ¥2,000
お申し込み https://x.gd/aqsb5
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<その他>
・Youtubeチャンネル
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著書
・心理学に学ぶ 鏡の傾聴
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