あけましておめでとうございます。

また新しい年を迎えることができました。

きのうと今日、たった一日の違いなのに、

いろいろなことをリセットしてくれて

心機一転、いい年にしようと晴れ晴れした気持ちになる

元旦とは不思議な日ですね。

年末年始はお節料理にお雑煮など、

たくさん食べる方も多いのではないでしょうか？

お正月の前にはクリスマスもありますし、

忘年会が重なる時期でもあり、

つい食べ過ぎてしまって、

「年末だから太った」

という方もいるかもしれません。

ところが、

（楽しく食べたことにケチをつけたいわけではないのですが）

「年末年始だから太った」

というのは脳みそのレベルから見ると

ありえない嘘なわけです。

なぜなら、

・・・

3年半前に私は10キロの減量をしました。

その間に3回お正月を迎えたわけです。

ところが、

過去3年間とも新年に体重が減らすことができました。

年末年始だからといって太らずに、

「年末年始でもやせた」

のであります。

年末年始だから太ったという人は、

年末年始が太らせたわけではなくて、

「食べ過ぎたから太った」

だけであります。

あたり前のことに思われるかもしれませんが、

わたしたちが普段普通に使うこの

「だから」「ので」

という言葉には根拠がないことでも

正当化される力があることが証明されています。

たとえば、

脳の研究でこんな実験がありました。

書類のコピーをとるための順番待ちの列がありました。

そこにあとから割り込んでいって、

「印刷しなおといけないので、先にコピーさせてください」

というと、

何も理由をつけずただ

「先にコピーをとらせてください」

といったときに比べて圧倒的に高い確率で

順番を譲ってもらえたというのです。

列に並んでいる人は全員コピーをとるために

そこに並んでいるのですから

「印刷いないといけない」に決まっているのにです。

あたり前のことに「ので」「だから」と

あたかも理由っぽくつけ加えると

説得力が増すというのは面白いですね（笑）

このように、

「だから」「ので」には物事を正当化する力があります。

この脳の性質を誰かになにかお願いするときに使えば、

より希望がかないやすくなるのでいい方法ですね。

でも、

自分に対してこの言葉を使うとどうなるでしょうか？

「年末だから太った」

「時間がなかったのでできなかった」

「経験がないのでできません」

「お金がないから幸せになれません」

理由がない理由でどんどんできない自分、

ダメな人生が増強されてしまう感じがしませんか？

何かできない理由づけに「ので」「だから」を使って

他のものの責任にする言い訳グセがつくと

本当はやろうと思えばできることまで

出来なくなってしまう感じがします。

もちろん本当にそれが理由で

できないこともあるわけですが、

以前このBLOGの

「歯が痛いと時間ができる」http://goo.gl/xm78fA

で書いたように、

時間がないから歯医者に行けないといっていたはずが、

一度通い始めると簡単に

次回の予定を決められたりするわけでして、

無理言っていることの中には、

「その気になっていないだけ」

だったりすることも多いのではないでしょうか。

「ので」「だから」はそとの人との

コミュニケーションを円滑にするのは有効に使い、

自分に使うつかうときは自尊心傷つける

可能性があるので気を付けて使うのがおすすめです。

「ので」と「だから」の使い方に注意しましょう。

・・・

いま帰省中ですが、

今年も体重を減らして自宅の戻るつもりでおります。

今日もこれからたくさん食べる予定が

ある人もいるかもしれませんね。

「正月だから太った」ではなく

私と一緒に、

「正月でも太らない」

「正月でもやせられる」

と、自分の脳にいって

いっしょに食べ過ぎないを実践して見ませんか？

脳に対する言葉づかいをプラスに変えると

さらに素晴らしい一年のスタートがきれること間違いなしです！

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