いつもありがとうございます。
最近よく目覚まし時計をかけわすれる、岩松正史です。
いつおわるともわからない永遠と続く長い話・・・。
「長すぎるって気づいてくれないかな・・・?」
と思いますが、ほとんどの場合話している本人は
自分の世界に没入しているので
自分の話が長いと気づくことはありません。
そんな長い話はどの様にして
おわらせたらいいのでしょうか?
解決策の一つとして、
あなたの時間と心のエネルギーがもつなら
無理に終わらせようとせず
「最後まで聴き切る」という選択肢もあっていいでしょう。
でも、
・実際には時間は限られている
・いつまで訊かされるか分からないと気持ちが持たない
という人も多いでしょう。
そこで今回は、話を切り上げたいなら
どのように切ればよいか一つの方法をご紹介します。
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◆話が切れるかどうかはスキルより「罪悪感」が大きく影響している
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話がうまく切れるかどうかは、
切り方を知っているかどうかよりも
「切ることに罪悪感があるかどうかが」
大きく影響しています。
事実、わたしは話を好きなタイミングで
終わらせることにあまり困りません。
それは私が「適切な」切り方を知っているからです。
そして「適切な」切り方とは、
相手に納得してもらうための適切ではなく、
「自分が納得できる適切さ」なのです。
・自分が納得できる > 相手に納得してもらえる
もしこの優先順位が逆で
・相手に納得してもらえる > 自分が納得できる
になっている人はいつも相手の顔色を
伺わなければなりません。
でも人の気持ちというのはコロコロ変わるもの。
常に他人から受け入れてもらおうとする
(嫌われないようにする)と
切り方の正解というのはなくなってしまいます。
唯一、切り方の正解が得られる方法があるとするなら
それは相手ではなく「自分が納得できる」方法を
見つけることです。
つまり、
「自分に自信がない人ほど話を切りづらく、自信がある人は話を切るのに困らない」
ということになります。
「自信」を身に着ける政界探しをしても仕方ないので、
切り上げにくいひとはまず、
「この罪悪感はどこからくるのか?」
自分の心を傾聴してみましょう。
罪悪感は特にない(なくなった)という前提で
つぎに切り方の一例をご紹介します。
・・・
話が切れない人には特徴があります。
一言でいうなら「ちゃんと関わっていないから切れない」のです。
・聴いているというより「口を挟まない」「邪魔をしてはいけない」責任感で聴いている人
・受け身になって聴きすぎていて話し手と一緒の気持ちにあっていない人
・目の前の話そっちのけで「どうやって終わらせようか?」思考してばかりいる
「切る」ためにはもともと
関わりがあるからそれを切ることが出来るのです。
関わっていないのに「切る」ことはできません。
(切るものがありません)
もともと関わっていなければ
切るタイミングつかめないのは当然です。
「関わりながらその流れで切る」ようにと
切りあげやすくなります。
具体的には
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①(切る以前の問題として)関りをもつ
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相手にただ話させているだけでは
傾聴にも聴いていることにもなりません。
会話ですからまず「2人のペース」を作りましょう。
そのために声色、トーン、発生の強さ、
声の高さ、速さなどを合わせようとしながら
同感(同意、同調)ではなく共感の
ペーシング(ペースを合わせる)で
あいづちのやくり返しでしっかりしながら聴きましょう。
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②流れから切りあげる言葉に「つなげる」
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例「そうなんですね~(流れ)・・・ではそろそろ時間なので今日は失礼します」
受け止めの応答の流れに続けて、
こちらの伝えたいことを伝えましょう。
これは切り上げるときだけでなく、
意見のやり取りをするときも同じです。
切り上げにくいと感じたら、
・聴きながら受け身になりすぎて2人のペースになっていないのではないか?
・相手とペースを合わせずに単調で心が入っていないあいづち(応答)になっていないか?
・切り方ばかり考えていて、そもそも会話の流れを作れていないのではないか?
自分の聴き方がどうかチェックしてみましょう。
会話にちゃんと参加していなければ、
それを「切る」ことはできません。
あとはたくさん練習して慣れましょう。
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<<編集後記>>
きのうはものすごく寒かったですね!
(関東は)
きのうは関内、元町中華街近くの企業さんで
介護福祉関係者向けの傾聴研修をしてきました。
いつもより20代~40代の方が比較的多くて
「これからの介護福祉業界はこういう若い人たちが活躍する時代なんだなぁ」
と年寄りになった気分で微笑ましい気持ちで
研修をさせていただきました(笑)
きのう新刊本の受付をamazonで開始しました。
年末年始から新しい忙しさが始まりそうです。
有難いことですね。
寒さが深まってきていますが
今日もいい一日をお過ごしください!
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