落差が記憶に残る

ある日、平日のお昼過ぎに

勉強会に参加するためにJR目黒駅に行きました。

実は42年間の人生で

目黒駅で降りたのは人生で初であります。

どういう街かわからずいったのですが、

駅を降りてみたら、

いわゆる富裕層の方が多そうな

ちょっとおしゃれな雰囲気が漂っていましたね。

(あくまで個人的な感想です)

たとえば、

駅前にある幼稚園のお迎えで

出入りしているお母さんも、

わが街ではときどき見かける

ジャージ姿の人はおらず(笑)。

子供も比較的ぴっちりした

身なりをしている人が

心なし多いように感じました。

冬になると黒やグレーの

洋服姿の人が増えるものですが、

街を見渡すと比較的カラフルな
装いの人が目立ちます。

その様子があまりにも私が住んでいる

庶民的?な街と違うものですから、

そのギャップに何かこの街への

居心地の悪さを感じ、

内心ちょっと緊張してしまいました(汗)。

普段なら知らない街に来ると、

歩き回って街を探索するのが好きな方ですが、

その時はなぜか

「用事がすんだら早く帰ろう」

と、思ったりして…(汗)。

ところが、

駅からほど近いある雑居ビルの

入り口通りかかった時、

なにか異臭がしたのに気づきまして。

はじめは、乱立する飲食店からでてくる

匂いかと思ったのですが、

ふと足元に目をやるとそこには

スーツを着た20代の男性が座り込んでいました。

一見サラリーマンのようですが、

よく見るとスーツは砂ぼこりで汚れ

ところどころぼろぼろに裂けていて

ちょっと普通の様子ではありません。

そして臭いがします。

ホームレスの人かなとも思ったのですが

荷物は特に持っておらず、

ただ座りこんで

ガラケーをV字に広げ

もう片手では500mlのビールの缶をもって飲んでいます。

午後2時、サラリーマンが酔っぱらうにはまだ早い時間ですよね。

その様子から、

電源があるところから来て

お金も持っているのでしょうね。

するとホームレスでもないかも…

と、思ったり。

とにかくどんな人なのか全く察することできませんでした。

セレブな人もいれば、

裂けたスーツを着ている人もいる・・・。

自分が住む町とのギャップ。

セレブな人と汚れたスーツを着た人のギャップ。

「この落差は何だろう・・・」

と。

人生初の目黒体験はよい悪いはなく

とにかく印象深いものとなりました。

たぶん一生忘れませんね(笑)

・・・

人間の脳はギャップを感じると

脳に印象深く記憶されるという特性があります。

どんなに記憶力が悪いという人でも

大昔のことでもきっとすごくおいしいものを食べたときのことは

何をいつ食べたかしっかり覚えているでしょう。

逆に

まずすぎるものを食べた時のことも

きっと覚えていますよね(笑)。

そういうことが記憶できているのですから、

普通に生活している人であれば、

実は記憶力が本当に悪いという人は

ほとんどいません。

この「印象のギャップ」があれば、

だれでも記憶ができるのですから。

そして

印象のギャップはひらたくいうと

「心が動く」

ということと同じですね。

つまり

「記憶力がいい人=心が動く感動力が強い人」

というわけです。

別に記憶力に不安がない人には

関係ない話でありますが、

記憶力に不安がある方もいるかもしれません。

そういう方は次のことをちょっと

思い浮かべて見てください。

【この言葉を自分に行ってみよう!】

「最近、すごく感動したことは何?」

これがすっと出てこない人は、

記憶への不安をなくすためにも

日々感動する体験を増やして

みてはいかがでしょうか?

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