笑顔を見れば誰しもほっとするものですね。
笑顔なになったのだからこの人はきっと
うれしくて楽しい気持ちなのだろうと思でしょう。
でももしあなたが誰かの支援をする人(親、上司、カウンセラー etc)なら
本当にその笑顔は本当に幸せや喜び楽しさから生まれているのか
一度精査するのをお勧めしたいですね。
たとえば、
悩みの相談をされている最中に笑顔を見ると、
ついホッとしてしまうということがあります。
悩みを聞いている支援者も緊張していますから、
笑顔を見るとついいいほうに解釈したくなるのです。
でも、
人が笑うのはうれしかったり、
楽しかったりした時だけではありません。
つらすぎるときも笑うし、
自分が抱えている問題に向き合えない時も
笑うことでその重さを薄めます。
つまり、
「笑わずにはいられないほどつらい状態」
なのだと理解できます。
だから、
つらい話をされていて相手が笑ったときほど
「この笑顔は楽になったところか生まれた笑顔なのか?」
と疑ってみてあげる必要があります。
・・・
笑顔の数は、その人が今まで経験してきた
苦しみや悲しみの数に比例してるとのではないでしょうか。
笑顔の深さは、その人が経験してきた
苦しみや悲しみの深さと比例してるのではないでしょうか。
笑顔の重さは、その人が経験してきた
人生の重さに比例しているのではないでしょうか。
笑顔を見たときにこちら一緒に笑ってしまったら
誰かを支えることはできません。
傾聴による支援の目的は、
「寄り添い」「支え」「そのままの相手を理解しようとする」
です。
支援する目的を自分の中で明確に持ちましょう。
笑顔にさせる支援をしたいのか?
笑顔になれずにいる人に寄り添いたいのか?
表面的な笑顔にとらわれず
心の底から湧き出る笑顔になることを願うのであれば、
「笑えないいま」
を許されて(自分に許して)からでないとできません。
もしあなたが誰かを支援する立場にいる人なら、
ぜひ笑顔の裏にある感情に目を向けましょう。
「笑顔に救われてくなってしまう自分」
に気づきましょう。
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