記憶力ともの忘れは関係あるか?

滅多にこない出張先の大阪で

地下鉄移動中にスマホでメルマガ書いていた。

しばらく集中して書き終わったとき、

満足感と同時にふと思い立った。

「今どこにいるんだっけ?」

地下鉄だから景色から推察できない・・・。

そもそも知らない土地だったんだ・・・。

次の駅に着く前の車内放送で

聞いたことがない駅の名前が流れた。

その名前をたよりに慌てて見慣れない路線図を見たら、

二つ前の駅で乗り換えなければならなかったことに気がついた。

乗り過ごしてしまっていた。

知らない土地にきているにもかかわらず、

スマホに気をとられて2駅も乗り過ごしたなんて恥ずかしい。

(家族には内緒にしておこう。)

でも、

自分のいる場所すら忘れ、

降りる駅すら覚えていなかった私は

電車が聞いたことがない駅に到着するまでの間、

こんなことを思っていた。

「物忘れが激しいことと記憶力は関係がないことを身をもって証明できたぞ!」

と。

何を隠そう私は記憶術の講師だ。

駅を乗り過ごそうが、

いまいる場所を忘れようが、

1日あれば200個くらいの単語は覚えきることができるという

その事実に変わりはない。

覚えたいときに覚えられる能力があるのだから、

たまたまスマホに気を取られて乗り過ごすとなど、

気にするに値しない。

そこで引き返す電車に揺られながら一つの決心した。

「悪い乗り過ごした事実など忘れてしまおう」

・・・と。

しかしここで一つ問題が生じた。

残念だか私はある事実を受け入れなければならなかった。

それは、

もし私が、知らない土地でスマホをいじっていて

電車を乗り過ごしてしまったことを忘れたいと決心したところで、

それは無理なのだ。

なぜなら人は、

「感情が伴った体験」については忘れたくても

なかなか忘れることができない生き物なのだから。

私は電車を乗り過ごしたと気づいた瞬間、

「驚き」「恥ずかしい」と感情が動いてしまった。

だからもうこの記憶は10年も、20年もきっと忘れることはでなきないだろう。

・・・やはり私は記憶力はわるくない。

せめて忘れられないのなら、

今日の出来事は「記憶力の問題」ではなく、

たまたま偶然起きた事故

と思うことにしようと心に決めた。

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