発達障害や精神疾患があるわけではなくても、少なくともその事については何度言っても理解し行動するところまで出来ない人はいるものです。
こちらからの期待が過大な状態ということなので、習慣化できる形に接し方を変える必要があります。
以前ある会社の経営者の方からで困った部下がいると相談を受けたことがあります。
「仕事を何回教えても覚えられない」
「何度も同じミスをする」
「言ったところまではできるが応用が全くできない」
「自分で考えて行動しない」
私から見てもその人は学的も高くとても頭がいい人で言われたことは完璧にできるものの、確かに先のことを考えて行動できている人には見えませんでした。
そこで経営者の方にやるべきことだけ伝えて、あとは任せて考えさせるのではなく、初めから終わりまで1~10まで伝える必要があるかもしれないことをお伝えして、試しにできるだけ具体的に指示を出してもらいました。
しばらくしてその経営者の方から、自主的に応用させることはあきらめて細かく伝えるようになったら、伝えた分だけしっかりやってくれるので楽になったと感謝されました。
何度言っても伝わらないのにも必ず訳があります。
お互いの関係がただ悪くて言う事をきいてもらえないのであれば傾聴でコミュニケーションをよくする方法もありますし、具体的に対応方法を見直す必要があるときもあります。
※原文からの抜粋なので、書籍とは内容が異なります。
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