数ヶ月前のある日。

夜、呼ばれてパーティーに呼ばれていたのを半分忘れていて

ついいつもの歩きやすいウォーキングシューズで

仕事に出かけてしまいました。

上着はそのままパーティーにいっても

大丈夫な装いだったなのですが、

靴がこれではダメなことに

あとからきがつきまして・・・。

ちょうど外行き用の靴も古くなってきていたので、

仕事の空き時間にちょっと抜け出して

急いで靴屋に買いに行くことにしました。

買えば長く使うものでしょうから、

まあまあいい値段のものを買ったのでした。

ところが、

いざパーティーに向かう時になり、

いつもの靴から買ったばかりの靴に

履き替えて歩き始めた瞬間、

「足が痛い（涙）」。

お店で試しばきの時は気がつかなかったのに、

歩く動作をするととてもきつくて

膝の甲が痛くて普通に歩けないのでした。

おかげで会場に着くまでに

左足だけびっこをひくくらいになってしまいまして（汗）。

パーティ自体は動き回らないので

どうにか乗り越えたのですが、

その後その靴は履かなくなりました。

・・・

月日が経って先日、

久しぶりに企業研修で出張に行く日の朝のこと。

スーツを着て出かけようと思い

フォーマル用の靴を下駄箱から出してみたら、

カビが生えてるではありませんか（汗）。

悩んだ挙句、思いついたのが

「あの足が痛くなる靴」

でした。

出張先は遠いし、動き回るし、

気は乗らなかったのですが背に腹は代えられません。

足は痛くても見た目は大丈夫な

足が痛くなる靴を履いて家を出ました。

すると案の定、

東京駅に着く頃には足が痛くて痛くて（涙）。

なんとか週日の研修は終えたのですが、

帰ってきたその足でそのまま東京駅から

有楽町の靴屋さんに新しい靴を買いに行きました。

・・・

靴屋で靴を選びながら店員さんに

足痛くて買いに来た事情を説明していたら

その店員さんは、

足が痛くなりにくい柔らかめの靴を教えてくれたりして、

とても親切に対応してくれましたね。

ありがたいことです。

靴を決め、はいて帰りたいと伝え、

新しい靴を箱から出して、

今まで履いてた足が痛くなる靴を

箱に移し替えてもらっていたときのことでした。

店員さんが、私が履いていた靴を持ちながら

あることを教えてくれたのです。

「この靴もしかしたら伸びるかもしれませんよ。」

靴が伸びる？？？

最初意味が分からなかったのですが、

その時はじめて、世の中には

「革靴の皮を伸ばすスプレー」

があることを知ったのです。

どうせ履けないなら捨てるしかないと思っていたので、

帰りの電車の中でAmazonでそのスプレーを探し、

買って届いてから実際にスプレーを靴に噴射してみました。

そうしたら、、、

本当に靴の皮って伸びるんですね（笑）。

スプレーをして1日履いただけで

本当に靴が足になじんで痛くなくなったのでした。

おかげでこれからも使えそうです。

この靴の件で思ったことが3つありましたね。

1つは、

「人生ダメと思っていても、思いもよらない解決法があるもんだ」

ということです。

2つめは、

「なんでも口に出して言ってみるといいことが起きる」

別に靴を買いに来た理由なんて

靴屋さんに話さなくてもいいわけです。

でもわたしはつい、

いらないこともすぐ口に出したくなってしまうんですね。

先日も行きつけの定食屋さんの揚げ物が

あまりにカリカリで美味しいので、

どうやってあげているか訊いてみたり。

近所のコンビニで昨日まで店長さんだった人の

名札の役職名が急に「マージャー」に変わっていたのが

気になって事情を尋ねてしまったり・・・。

とにかく思ったら口に出していると、

気になっていたことが解決するだけでなくて、

今回のように思わぬ良い成果が得られることもあるものですね。

そして最後3つ目は、

3.きつくて痛くなったのは左だけでした。

つまり私の左足は右よりやや大きいということが

42歳にして初めてわかりました（笑）。

この気づきはみなさんには

なんの学びにもなりませんが、

あとの二つはなるでしょうか？？？（笑）

【この言葉を自分に言ってみよう！】

「『こんなこと言っても意味ないじゃない？』なんて思ったらもったいない」

もし言わずに靴を捨ててしまっていたら

・・・と思うと、

1足かなり高かった使える靴が、

2足になったのですから
ラッキーであります。

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