悪口を言う人

先週、小5になった娘とフリマに

アクセサリーを売りに行ったときのこと。

左隣で雑貨を売っていた人が

お昼過ぎに早々に引き上げていきました。

その空いたスペースを挟んで

私たちの反対側(2つ左隣)にいた人が、

自分の展示場所をその空いたスペースに広げてきました。

空いているスペースですから、

別にどう使おうとかまわないですよね。

形としては空いていたスペースがなくなって、

隣の隣さんが、倍のスペースに広がって

お隣さんになりました。

60代くらいの女性でる新しいお隣さんは

展示物の衣類を広げながら近づいてきて、

私に話しかけてきました。

「ごめんなさいね。仕方ないからこっちに広げさせてもらうわ。」

と言いながら、私とは反対側の隣の人を目とアゴで指しながら

「あの人たち変態だから。仕返ししてやるわ」

一瞬、何のことかわからず、驚きましたが、

見てみるとそのアゴのさす方向には、

新しいお隣さんの左隣(私の2軒隣)で

50代と30代くらいの女性(おそらく母子)が

フリマをやっていたのでした。

私に話しかけてきた女性は、

いろいろ不満らしきものを言っていましたが、

私は娘と休日を楽しんでいる最中で、

娘も横にいますし、あまりそういう

大人の悪口みたいなものを聞かせたくないなと思ったので

ただ軽いうなずきあいづちだけで済ませていたら、

そのうち女性もその気持ちを察し、

話すのをやめて自分の陣地に帰っていきました。

その後私も「変態」と呼ばれるくらいだから、

何か親子に特徴があるのかもと思い、

遠目で観察して見たりもしたのですが、

特に変わった様子もなく・・・。

事情は分かりませんけれども、

どうもその不満を言いふらしている人のほうにも

何か問題があるのではないかと思わざるを得ないのでした。

その後も、女性はちょっと時間がたつと、

飴を持ってきてくれたりしたのですが、

受け取るたびにまた不満をちょこちょこ話し出そうとするので、

こちらも娘との楽しい時間を邪魔させまいと、

軽いうなずきあいづちと、

あきらめてもらえそうな言い方で、

かわし続けたのでした。

結局、その女性は私のところに来るのをあきらめて、

近くでフリマをしていた別の人たちを捕まえて、

延々と不平不満を言い続けていたのでした。

私の代わりに捕まってしまった人たちの

迷惑そうな表情を思い出すと申し訳ない気もします。

そしてその女性から強引に渡された飴は、

申し訳ないですが、おいしく食べれなさそうだったので、

捨てさせていただきました。

自分の気持ちを押しつけてこようとする人には、

はっきりとNOということも大切ですが

言えば余計にトラブルになりそうな時もありますね。

そんなときは、

相手を怒らせなくても、

うまくいなせる方法があると楽ですね。

これをお読みのあなたは

聴きたくない話を聴かずにすむ術をお持ちでしょうか?

その時のポイントは、

相手を傷つけない言い方も大切ですが、

自分が傷つかない言い方ができればなおいいと思います。

話をちゃんと聞けるようになると

話をちゃんと聞かないでおく選択もできるようになります。

(傾聴の悪用と言われればそれまでですが(汗))

でも、土足でこちらの心に

侵入して来ようとする人もいるわけですから、

自分を守る術をちゃんと持っていることは

必要ではないでしょうか?

【この言葉を自分に言ってみよう!】

「人間関係は、自分で選ぶぞ!」

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