子供に勉強を教えるほど、早寝ができる

たまに家に早くいたら、

娘が遊ぼうというので、

「クイズをしよう!」ともちかけてみた。

私「日本一長い川は?」

・・・ほんとうは、

これはクイズではなく「勉強」だ。

まったく聞いたことない問題だと

娘がすぐ飽きてしまうので、

娘が聞いたことあるだろう話題から出した。

なぜ、「聞いたことあるだろう」と思ったか?

それは、

同じ日の昼に小学校の社会の参考書を

見たから、大体わかっていたのです。

先日、記憶術のフォロー講座で

世界で長い川ベスト10を覚えたのを機に、

一気に興味が湧きまして(笑)。

小学校の参考書をAmazonで買ったのです。

そして、

たまたまその本が届いた翌日は

年に一度の健康診断。

待ち時間に暇になるのは毎年のことなので、

待合室用にテキストを持って行き、

いろいろ覚えて遊んでいました。

100人ほどいる待合室で、

小学校の社会の参考書を

一生懸命呼んでいる42歳・・・

外から見たらなんとも

不思議な光景でしょうね(笑)

それはともかく、

出したクイズに娘は期待通りの反応をしました。

「あー、聞いたことあるけど忘れちゃったぁ」

そこで、間髪入れず正解と次の問題を出題。

「正解は、信濃川。じゃあ2番目は?」

1番目がわからないのに、

2番目がわかるはずもないが、

娘は適当に知っている川の名前を言ってハズした。

「2番目は利根川。じゃあ3番目?」

またわからないはずのクイズを出し、

娘はまた適当な名前を言って外した。

「じゃあ1番から正解を言うから、つづけて言って。」

私「信濃川、利根川、石狩川」

娘「信濃川、利根川、石狩川」

私「じゃあ、2番目に長い川は?」

娘「利根川」

私「じゃあ、3番目は?」

娘「石狩川」

私「じゃあ、1番は?」

娘「信濃川」

こんなクイズを矢継ぎ早に

1分ほど続けて完璧にする。

そして次に、川の長さを言っていく。

私「信濃川367キロ、利根川322キロ、石狩川268キロ」

そしてまた先ほど同様、

繰り返し質問をしていく。

特にイメージ化させなくても、

なぜか記憶できるから子供はうらやましい。

そこまでできた時点で、

いま、いかにすごいことを

覚えたのかを伝えて「承認」する。

私「いいかい。日本で一番長い川の名前と距離を、たった3分で覚えて、いまみたいにパッと答えられる人なんて滅多にいないんだよ。学校の先生もできないぞ、きっと。」

そう伝えると、言われるまま当たり前に

こなしていただけの娘は、意外そうな表情で

「そうなのぉ?!」

と、目を輝かせた。

こうなるとあとの話は早い。

勉強嫌いな娘も遊びといえばできる。

要するに「勉強」に対する

悪いイメージが問題なのです。

娘を見ながら、

「覚えることの楽しさを、学校で教えてくれないだろうか?」

と、心の中で叫んだ。

つづけて、

世界の長い川ベスト10を

先ほど同様にクイズにしながら、

全部教え、最後に一番長い

ナイル川の長さだけ、6650キロと記憶させた。

そしてまた「クイズ」。

私「『日本で』一番長い川はなんだった?」

娘「日本?世界じゃなくて?うーん、信濃川」

私「何キロだった?」

娘「367キロ」

ちゃんも残っている。

私「じゃあ、ナイル川の長さは?」

娘「6650キロ」。

私「正解!じゃあ、最後の質問。ナイル川の長さは、信濃川の何倍ある?」

(娘は暗算が苦手)。

娘「ちょっと待ってね。うーーん。うーーん。」

私「じゃあ、だいたいでいいから、6000キロ割る300キロならできる?」

娘「えっとぉ~~。20倍?」

(でた!)

私「正解!正確には日本の一番長い川の18倍の長さがあるんだよ」

娘「長っがぁ~~い!」

私「だろ。すごいじゃん。日本の川、言えるだけでもすごいのに、世界も言えちゃったね。学校とか学童の先生に言ってごらん。驚くから。」

ここまで時間にして15分ほど。

まんざらでもない娘の顔を見て終了。

・・・

そしてこの「遊び」には、もう一ついい点がある。

やり終えた娘は頭を使って疲れ、

そのまま布団にもぐって寝てしまいました。

おかげで早く寝たい私も、

それ以上、遊びに付き合わされることもなく、

そのまま眠ることができたのでした(笑)。

(よかった!)

子供に勉強は教えるほど、早寝ができます!

【この言葉を自分に言ってみよう!】

「嫌なものは、やり方を変えよう」

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