自分が喜ぶルールを決める


小学生の娘と保育園の弟はだいたい仲が悪い。

先日もこのBLOGで掃除機の部品のとり合いの話を書いたばかり。
ちょっと神経質な姉からすると、弟が自分の持ち物を勝手にいじったり、まだ言語能力が発達しきっていないので言葉足らずの弟の発言が気に入らなかったりするらしい。
そして、なにより姉の弟ぎらいは、弟が生まれた瞬間から始まっている。
病院で生まれたばかりの弟を見た瞬間に、「つまらないから早く帰ろう」といった娘の言葉はいまもはっきりと覚えている。
家族なのだから仲よくしたい気持ちはあるが、娘といえども他人なので誰を好きで誰を嫌いでも別に構わない。
でも、家の中で毎日「バカ」とお互いにいいあうのを聞くのは気分がいいものではない。
そこで、家の主として一つのルールを決めてみた。

「バカあるいは、似た類の言葉を禁止」
付加条項もつけた。
(1)ただし、すぐに「ごめんなさい」と謝った場合は無罪放免。
  ※口先でいうだけでなく、心をこめて謝ること。
もう一つ
(2)謝らなかった場合は、「コチョコチョの刑に処する」
・・・

気に入らないときに、叱るのは簡単だ。
でもいやな気分になりたくないから作ったルールなのに、それが出来ないからといって、怒ってまた気分を悪くしては意味がない。
気に入らないときこそ、笑いに変えられたら面白いのではないだろうか。
このルールを発表したとき、娘がニヤッと笑って「いいよ~」と快諾した。
(息子は4歳なので意味がまだわからない)
そして、しばらくして口げんかがはじまり、姉と弟はお互いにまたバカと言いあった。
わが家が笑いの渦に巻き込まれたことはいうまでもない。

ただ感情的に振る舞うのではなく、
自分の心が発している声にちゃんと耳をかたむければ、
本当に何を望んでいるかが見えてくる。

傾聴は、他人の話を聞くスキルではなく、
自分の心をききとれた分だけ他人との関係が自然とよくなるのを助ける技術にすぎない。

追伸
自分の心の声をきき楽になるコミュニケーションに興味がある方は、
6月27日土曜日の傾聴1日講座にお越しください。

平日が都合がよい方は、7月2日木曜日にもあります。

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