スモールステップ成功と失敗のわかれ道

量が多い、困難、複雑な事柄に当たるとき、

「スモールステップで進める」

のはよい方法だといわれる。

でもただ、目の前の小さなものに意識を

向けるだけではうまくいかないことが多い。

スモールステップの進め方にもある条件がります。

・・・

たとえば、

部屋の片づけをスムーズに進めるには

どの様にすればよいでしょうか?

1.散らばっているものを、いったん一か所にまとめる

2.動線と視線をさえぎるものを優先的に片づける

3.目につく大きなものから始める

このように進めると、比較的スムーズに片付くでしょう。

なぜなら、

◆1.散らばっているものを、いったん一か所にまとめる

足に引っかかるもの進路を邪魔するもの

散らばっているものを一か所にまとめると、

物の量は減っていなくても、

「散らかっていないスペース」が増えます。

◆2.動線と視線をさえぎるものを優先的に片づける

歩きながら物をよけなければいけない。

あるいは、視線の先に障害物があると

脳はそれに反応しないといけないので、ストレスを感じます。

動線と視線のノイズを減らすことは

脳に安心感を与えます。

◆3.目につく大きなものから始める

間違ったスモールステップのやり方をしていると、

ここでつまづくかもしれません。

片付けをするときにもし、細かいところ、

見えにくいところから始めるとどうなるでしょうか?

全体としてみたときに、「成果」が見えなく(にくく)なります。

片付けが苦手な人の一つの特徴は、

目についた小さな一個に意識が向き、

なかなか先に進まなくなることです。

一つ一つ物を見て、思い出を想起したり

「これはいつか使えるだろうか?」

などと考えていたら、片付けが進むはずもありません。

少し片付けを進ませて、終わってみても

全体を見渡すとまだ米粒ほどしか

作業が進んでないことに気付き愕然とするでしょう。

すると、片付けは挫折に近づきます。

・・・

なんでも小さなことから始めたら

スモールステップなのではありません。

1.全体理解

まず全体像や最終目標を正確に理解するために、

片づける対象物をできるだけ「一か所にまとめ」ます。

これにより、全体の量が脳に理解されます。

「何時までに、どの範囲まで、何個片づけるか?」

具体的に理解できると、脳の中に

意欲(やる気)がわきやすくなります。

2.大きな塊を分けてカテゴライズする

一か所にまとめた大きな塊のなかから、

比較的「効果的なもの」を探します。

効果的なものとはいいかえらば、

「脳が効果が大きいと感じやすいもの」

です。

前述のとおり、脳は

「視界から消え(視線)」

「動作が邪魔されない(動線)」

と、ノイズが消えて「片付いた」と認識します。

その対象として一番おすすめなのが

「床から片づけ始めること」

例えば、

「廊下の真ん中に置かれた段ボール箱」

(我が家の場合ですが(汗))、

「洗濯物の脱いだもの」

「なぜか床に置いてあるA4サイズのプリントの紙」

などです。

歩くときに異物があると脳にはとてもストレスがかかります。

先ほど、ステップ1で一か所にものを集めたのには

安心できる動線を確保する目的もあります。

3.小さなカテゴリーに分けていく

以下所に集められた片付け対象のモノたちを、

片づける先別にに分類します。

例えば、

「洗濯場に持っていくもの」

「自分の部屋に持っていくもの」

「リビングに持っていくもの」

という風に。

分類が終わったら、片づける先にモノを運んでしまいます。

その時点で、可能であれば大きなゴミ袋を用意して

「捨てていいもの・悪いもの」

も分類しておくと後が楽です。

4.同じ作業を繰り返す

ステップ3まで進めて、例えば本棚の前に、

本棚に入れるべきモノの山ができているとします。

でもいきなりこれを本棚に入れることはできません。

なぜなら、本棚にはすでに別のものが入っているからです。

なのでいったん本棚の中のものを全部出し

棚を空っぽにします。

そして、本棚の外と中に分かれていた

「本棚に入れるべきモノ」

を一つの塊にします。

ステップ1が「部屋全体位のモノ」が対象だったのにたいして、

ここれはそのスモールバージョンで

「本棚が対象」となりますが、やっていることは同じです。

絶対に必要な、大きなものから先に棚を埋め、

不要なものを捨てながら、

棚を埋めていきます。

・・・

スモールステップとは

小さな物体や、作業量が少ないかどうかの問題とは限りません。

一番大切なのは

「脳がストレスなく理解しやすい」

状態を作るためのスモールステップなのです。

・床のそこら中に散らばっているものを一か所にまとめる

・動線を確保し動きやすくる

・視線から邪魔なものを消し、片づけに集中させる

・カテゴリーごとに分類して全体の量を把握する

・絶対必要なものから手を付け始めることで安心する

・・・

モノに限らず人生も、

必要なものがちゃんとあるべきものにあり、

それを確認しながら暮らせたら安心ですよね。

過去の想いでは詰まっているけれども、

いるかいらないのかわからない、

目先の小さなものにとらわれてしまうと

立ち止まってしまうというわけです。

スモールステップで効率的に進めるには、

「全体像の理解」と「分類」

という、考える要素を減らす単純作業化が不可欠です。

考えるのが素晴らしいという風潮が見られますが、

思考の順番を無視して、考えれば考えるほど

物事をどんどん複雑になっていったりするので

注意が必要ですね。

【この言葉を自分に言ってみよう!】

「考えないでいいように、複雑なものを単純化する仕組みをもつ」

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