近ぢか「マッサージルームが開店」
というポスターが貼ってあった。
「いかないな」
と思いながら通り過ぎようとすると、
うしろから声が聞こえてきた。
同じようにそのポスターを見ながら、
え、でもその前ここになにがあったっけ?」
確かにあったはずの店が思い出せないと、
笑いながら話していた。
覚えているとは限らないなと。
こんなことがあった。
新橋を歩いてたとき、
いつもの目的地にむかう途中で
道端に「神社」を発見したことがある。
最近できたものではないことは
自分の注意力の浅さに驚いた。
眼球に写っていても、
意識の鏡に映らなければ、
記憶には何一つ残らない。
庭は土だったか?芝生だったか?」
素材や模様はどうなっているか?」
自動改札口は何個あるか?」
何パーセントを
説明することができるだろうか?
大枠で理解し詳細は
気にしないという特徴がある。
あのカップル中の女性が
忘れた場所に、
欲しい文具があった時に
たまたまその店が目に入って
あまりにも店が小さく、
品ぞろえが少ないので、
「店ちっちゃすぎだろ!」
と、心の中で
ツッコミを入れたことがあった。
だから覚えていた。
あれば簡単に記憶に残る。
自信をおとしてはいけない。
脳の仕組みを理解しつつ、
いらない情報は忘れて、
いる情報だけ記憶に残せればいい。
忘れてしまっても自分を責める必要はない。
子供の頃に誰からも、記憶の仕方は
教えてもらわなかったのだから、
能力がないのとは
まったくベルのことなのだから、
7月11、12日に飯田橋で開催します。
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