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いつもありがとうございます。
荷物の中身がわからない、岩松正史です。

よく考えたら傾聴をお伝えしはじめて
そろそろ１７年目になります。

５月からはじめたはずなので
あと２ヶ月です。

最近ようやくいろいろなところにある
プロフィール欄を１５年目→１６年目に
変更し終えたばかりなのに・・・

また書きかえなければなりません（汗）

あと３年で２０年、
年齢も５０歳をこえると思うと
感慨深いものがあります。

傾聴を知る前とあとで
１番大きく変わったのは
自分に対する安心感です。

昔の私は今よりもやさぐれた人間で、
うまくいかないストレスを
いつも外に向ける人間でした。

いつも何かにイライラしてました。

世間に対して斜にかまうえていて
「愛」なんて言葉をきくのもつかうのも
虫酸が走るような感じでした。

３０歳をを超えて転職に失敗し、
失業も経験して人生のどん底に・・・

斜にかまえられるほどの立派な
プライドの鎧はズタボロになりに、
買い換える必要を感じはじめました。

そこで見つけたのが
カウンセリングであり傾聴でした。

でも、

斜にかまえ愛にうとい私が
人に興味を持つなんて・・・
洒落臭い感じがしていました。

たまたま誰かと一緒にいるときに
人の悩みごとを横で聴く機会があっても
イライラするだけだ。

横から口をはさんで全否定
してやりたくなることばかりでした。

ときには、

カウンセラーの肩書きを盾につかって
子どもの気持ちがわからない
お母さんたちに説教食らわせるのが趣味でした。

ほんと悪趣味。

仮面をとったつもりが
実はとれてなくて。

さっきまでつけていた仮面の下には
別の薄汚い仮面がまたあるだけでした。

結局、自己肯定感日が低い自分の
イヤな面がバラエティ豊かに
見えてくるだけでした。

新しくまたダメな自分をみつけては
責めつづける、そんな日々を
何年も過ごしていました。

傾聴を練習すればするほど
イヤな自分が見えてくる。

でもなぜか、やめようという
気持ちにはなりませんでした。

それが唯一、いまでも自分に誇れることです。

人に斜に構えつづけていた私ですが
しんどくても傾聴をつづけることで
自分に対して斜に構えるのをやめたのです。

それを１６年つづけてきた結果、
人に対する変な気負いがなくなり、
聴くことに対する気負いがなくなりました。

それはとどのつまり話を聴けるかどうかが
重要ではなくなったのです。

聴きたければ聴けばいいし、
聴きたくなければ聴かなければいい。

傾聴できるようになればなるほど
傾聴しないいい自由を
手にすることが出来たのです。

それがいまでも傾聴を学びつづける
モチベーションになっています。

「聴けるようになればなるほど、聴かないでいい自由が手に入る」

これが１７年目をむかえようとしている
私の実感です。

そしてこの感覚を得られるようになったきっかけは、
まちがいなく１冊目の著書に書いた
「あの」ひとことが聴こえた
瞬間が始まりだったのです

・・・つづく

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＜＜編集後記＞＞
最近、本をたくさん買いました。

心理学系の講座に参加している最中に先生が
お勧めした本を受講しながらその場で
どんどんポチっていったのです。

二日間受講した間に１１冊の本を購入しました。

新品と中古がごちゃまぜです。

数日たつとポツポツ本が届き始めたのですが、
届いた荷物の箱を開けてみると

「あーこれこれ、待ってたんだよね！」

となるものもあれば

開封してみても

「これ注文したっけ？」

とネットの注文履歴を見てようやく
購入したことに納得するようなものまであります（汗）

本当は１冊読み終わってからつぎ
購入するのがいいのでしょうが・・・。

いまこの瞬間、一期一会で手に入れたくなる本て
あったりするんですよね。

おかげでわが家はほぼ全部届いたはずの本が山積みです。
（まだ追加で来るかな？？？）

問題はこれを読む時間をどうやってつくるかであります。

東京地方は曇り。

今日もいい１日をお過ごしください！

■傾聴の参考になる動画
心理学的な傾聴の説明をゆっくり学べます
→　諸富祥彦の傾聴のねっこ（動画）