「世界が広がりました」

※今回は、昨日終わった傾聴1日講座(実用)から、最新の感想文を1つご紹介します。

50代 女性

【実用】

気持ちを聞くとはどういうことなのかをワークを通して気付きました。

いままでの自分は事柄にだけ焦点を当てていましたが、相手の気持ちも感じ取ろうとするようになりました。

そして気持ちを聴いてもらえることがどれほどうれしいものかも実感しました。

日常背地価つでこのスキルを使えるようになれば、本当の意味で心の交流が出来るようになるでしょう。

一番学んだことは相手をそのまま受け入れるというのはどういうことなのかということです。「そのまま」というのは相手がどういう状況であっても、その状況もひっくるめてそのままなんだということを様々な例とともに知ることが出来ました。

傾聴のスキルは自分自身をより知ること、ダメな自分も受け入れることにもつながる深いものがありました。

日常生活に生かして行くことにより、自分も相手も受容得きる自分に成長できそうです。

沈黙や相手との違いを受け入れられる技術も学んだので、日常が変わってくると思います。

いままで聴き逃していた言葉のキーワードにも気付けるようになり、世界が広がりました。

岩松からのコメント:
(今回はちょっと長めです)

いつもおもうことは、傾聴のスキルが人間関係をよくするのではないということです。

傾聴のスキルは相手を変えるための好きるためではなく、聴き手自身の伝えたい気持ちを誠実に相手とやりとりできるように助けるためのスキルです。

心にないものは伝わらず、心にないことが伝わってしまいます。

聴き手自身が自分を押さえたり、我慢したり、譲歩をしていれば長く聞き続けることはできません。

まず聴き手が楽に聴けることは傾聴を続ける上で絶対条件です。

我慢をしてでも相手のために聴いてあげるのがいいという傾聴が主流の中で、私はC.ロジャーズの「セラピストに大事なことは、自分自身についてクライエントを欺いてはならない」という言葉に何度も支えられてきました。

自分に我慢することを求める人は、いつしか他人にも我慢を求めます。

人は自分にできることしか、他人に本気でしてあげることはできないのです。

であるならば、傾聴をしたい人は相手よりまず先に自分が聴くことで楽になる道を選ぶのがいいと思います。



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次回は来週7月2日木曜日です。
週末開催は7月18日土曜日です。

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