伝い返しや質問はどのタイミングで入れるのか

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いつもありがとうございます。
逃飛行はA321、岩松正史です。

伝え返しや質問は、どのタイミングで入れたらよいのか?
という質問をときどきいただきます。

結論をいうと、
「どのタイミングでいるかは特に決めていない」
です。

伝え返しにしろ質問にしろ応答するのは
「なにかを感じた」
ときです。

「タイミングをとる」だと頭で
はかっている感じがしませんか?

考えること完全に否定するつもりもありませんが、
少なくとも考える前に必ず「感じる」があって
その感じたことをベースに関わるタイミングが
「決まる」のです。

1.感じるがなくて考えているだけの状態
2.感じるよりも考えるが優先されている状態

これは気持ちを理解しあっていく
傾聴とは遠い世界の話です。

けっきょく考えている(強いと)
エネルギー(心)が入りません。

エネルギーが入っていない応答をすると
話を聴かれている相手もそうですが
聴いている自分の方にも違和感が残るでしょう。

傾聴というのは相手に何かを提供したり
引き出そうとしているのではありません。

聞き手自身が話し手さんと同じような感覚を
「つかみたい」「共有したい」という願いがまず根底にあって、
対話の中でなにか「つかめて様な気がする」ときに伝え返しをします。

また、質問は同じような感覚をつかみたいと思ってるんだけれども
話し手さんが何を感じているか

・昭名になり切っていない不明な感覚があるとき
・違和感や矛盾した感覚があるとき

それが質問をします。

タイミングという言葉をあえて使うなら、になっています。
「感じたとき」
ということになります。

だから自分が「感じた」ということがよく分からないと
伝え返しも質問も適切にできません。

タイミングを知りたいと「考える」人は
そこが課題なのではないでしょうか。

自分の「感覚」が決めてくれているというわけです。

余談ですがこのように

「いま自分が何を感じているかに意識を向けていること。感じたことを必要があれば言語化できる状態にあること」

を来談者中心療法(傾聴)では「一致」と呼びます。

つまり一致とは話を聴くときに
自分とクライエントさんとの関係の中でクライエントさんの
「感覚的な世界」をはやく、そして深く感じとるために
クライエントさんと向き合っているときの
「自分の感覚」に没入をしていくことです。

わたしもそれをやっているつもりです。

ブルースリーは「考えるより感じろ」といいましたが、
それはなかなか困難なら

・感じてから考える
・感じたものから考える
・感じながら考える・・・

など、自分にとってしっくりくる感覚を探してみてください。

しっくりくる感覚は教えてもらうものではなく
自分で探していくものですね。

よかったらやってみてください。

<お知らせ>

傾聴1日講座、毎月開催中!
https://keicho1day.com/basic-seminor/

<<編集後記>>

きのうから日本某所に現実から逃避するため
飛行機に乗って「逃飛行」のたびに来ています。

場所は秘密ですが自然豊かないい場所にいます。
天気もよくて最高です。

飛行機は少し前にのたときよりも格段に人が多かったですね。

日本に活気が戻ってきてうれしい反面、
いままでも動き回っていた混んでいるのが苦手なわたしとしては
特権をはく奪された気もして少し残念です。

でもこれが本来あるべき姿ですね。

飛行機会社はANAを好んで使います。
なぜなら「青」が好きだから(笑)

飛行機といったらまず何を思い浮かべますか?

すこし飛行機の名前を知っている人なら
最新機「ボーイング787」かもしれません。

室内が七色に点灯されたりして
乗り物好きの感性をくすぐってくれます。

でも乗ってみると意外に多いのは
「A321」や「A320」など
A320ファミリーです。

見かけはボーイング787とほぼ同じですが、
こちらはエアバス社の中型飛行機で
乗り心地もよくて私は好きです。

今回もA321で快適に飛んできました。

ちなみにJALはエアバス社の中型機は採用していないので、
B787かB737に当たる確率が高いようです。

(参考)
・ANAの保有機体(数)https://www.ana.co.jp/group/company/ana/scale/
・JALの保有機体(数)https://www.jal.co.jp/jp/ja/aircraft/conf/737.html

今日もいい一日をお過ごし下さい!

■ 傾聴

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<岩松正史の著書>
・『その聴き方では、部下は動きません。』朝日新聞出版
・『聴く力の強化書』/4刷 自由国民社


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