いままでに「子育で支援をしている」という人に
たくさんあってきました。
たとえば
自分の子育て体験を生かして、
いま子育て中のお母さんたちを支えてあげたい
と、いうような人たちです。
その中で正直、違和感を感じずには
いられない人がときどきいました。
「子供怒らないであげてください。
子供を全部受け入れてあげれば、
お互いの関係がよくなります。」
のようにアドバイスをする人です。
お母さんも、お父さんも子供に
心底怒りたいなんて思っている人はいません。
でも怒らざるをえなくなってしまうのです。
その怒りたくないけれど、
怒らざるを得ない人に対して、
「子供を受け入れましょう」
「急がせず待ってあげましょう」
「怒るのをやめましょう」
「そのために日頃からストレスを減らすために気分転換をしましょう」
と、いうのは私は拷問に近い大変厳しいことだと思います。
だって、
それが出来ればいいとわかっているのに
できずにいるから苦しいのです。
正しすぎる意見はときとして人を傷つけます。
(言っている人は気持ちいいかもしれませんけれど)
そのような人に限って
「お母さんの気持ちをわかってあげたい」
と、いったりもします。
それは、わかってあげているのではなくて、
「わからせよう」
としいていることでしょと、思ってしまいます。
子育て支援の人に限らず、
気持や立場ををわかりたい
と口では言いながら、
正しい行動をわからせよう
になっている人はいませんか?
もしかしたら、
これをお読みのあなた自身、そうされているだけでなく、
そのようにしている人かもしれません。
もし自分の中に
「わかりたい」
ではなくて。
「わからせたい」
になっている気持ちがあると気付いたら、
ぜひ、
そんな自分にダメ出しをせず、
そう思わざるを得ない自分を受け止めて
わかってあげて欲しいと思います。
人は、自分にしていることをつい他人にしがちですね。
「わからせてくれる人」と「わかってくれる人」。
あなたはどちらがいいでしょうか。
・ 傾聴1日講座(基礎) /毎月開催中
■脳と心を鍛える無料メール講座
・ 傾聴のつぼ入門編
・ 記憶のつぼ入門編
■岩松正史のアクティブ・ブレイン関係のセミナー
・ 初心者のための記憶術
・ アクティブ・ダイエット
・ アウトプット読書法
・ 夢実現講座■著書「聴く力の強化書」 /自由国民社
■聴き手育成プログラム(企業向け)
■メルマガ「毎日2分!傾聴三昧」