いつもありがとうございます。
平面より立体の方がより魅力的な、岩松正史です。
パートナー、子供、上司、部下・・・
身近な人に訊けるようになって欲しいと
願っている人はたくさんいます。
でも現実的には大変困難です。
理由は過去と他人は変えられないからです。
相手に変わってもらおうとする
その考えを今すぐ変えてください。
・・・といわれたら
あなたはすぐに変わることが
できるでしょうか?
たぶんできません。
それと同じくらい相手も変わりません。
自分が変わりたくないからこそ
人を変えたくなります。
それをお互いくり返すから
傷つけ合うことになるのです。
・・・
それでもどうしても相手に聴ける人に
変わってほしいと願うなら
方法がまったくないわけではありません。
結果がどうなるかは別として、
最低限これがないと聴き上手にはなれないという
最低条件を整えることくらいはできます。
その最低条件とは、
「あなたが相手の話をもっと聴いてあげる」
ことです。
話を聴けない人がもっている
大きな共通点は、
聴いてもらうよさを知らないことです。
自分がいいと思っていないのに
やろうとは思いません。
ハワイに行ったことない人に
上手にハワイの絵を描けと言っても
無理なのと同じです。
人は体験した経験がない事は
エネルギーをもって行動ができないのです。
聴いてもらってよかったと言う
体感がもてれば聴くことのよさがわかるので
自分が聴くことにも関心をもてる
可能性が多少が出てきます。
でも聴け、聴けいわれても無理です。
でもこの方法は現実的には大変です。
話を聴いて欲しはずのあなたは
話を聴きたくない相手の気持ちに寄り添い、
相手が納得するくらい傾聴して
あげることは出来ないでしょうから。
それが出来るくらいなら
はじめから相手に聴いてもらうことを
求めたりしませんよね。
でも、実際にそれをしている人もいます。
まずは、
「自分が聴けないからこそ相手に聴くことを求めている」
という事実を認めることが
スタートラインです。
そして対処法としては、
1.変われないのはお互い様。何度言っても効果がないならそれはそもそも効果的な方法ではないのでやめる
2.ほかに探してくれる人を求める
そして究極は・・・
3.自分が自分の心を傾聴する
3番はセルフカウンセリングの考え方です。
カウンセリングは基本クライアントが
3番がある程度できるようになったら
終焉を迎えます。
自分が自分の心を聴けるサポーターになれば、
聴いてくれる人が増えます。
でも自分で自分の気持ちを聴くのにも
トレーニングが必要です。
ある研究によると仕事ができて収入が高い人ほど
独りごとが多いのだそうです。
独りごとを言い、
その言葉を再度自分で聞くことは
思考の整理に役立ちます。
これは感情の整理にも当てはまります。
聴いてくれる人いるとうれしいものです。
でも今すぐは今ないなら(いないからこそ?)、
自分が自分の話を傾聴する方法はおススメです。
いかがでしょうか?
あなたは自分の気持ちを
ちゃんと聴けているでしょうか?
<お知らせ>
相手がいいたいことがよく分かり
楽に聴ける話の聴き方を学ぶ
認定傾聴サポーター養成講座
↓
http://bit.ly/2qJDa6f
<<編集後記>>
きのうから飯田橋で
傾聴サポーター養成講座を開催しています。
新型コロナの影響で数名延期になりましたが
思った以上に来てくれて
なかなかにぎやかです。
参加者の中に直前に
申し込みいただいた女性がいまして。
先週のキャリコン試験を
受験した方女性でした。
先週私がアップしまくっていた
キャリコン対策講座のYoutubu動画を見て
来てくれたのだそうで、
とても参考になったので、
直接習ってみたくなって
参加してくれたのでした。
「2D(平面)ではなく、3D(立体)で動く岩松さんを見れて感激です!」
とおほめの言葉(?)をいただき、
46年間、ただそこにいるだけ
ほめていただいた経験がないものですから
なんとも照れ恥ずかしかったのでした。
今日は2日目、新しいメンバーも加わります。
きょうもはりきって参りましょう。
今日もいい一日をお過ごしください!
・傾聴1日講座(基礎) /毎月
・傾聴サポーター養成講座 /毎月
・傾聴心理士養成講座
・初心者のための記憶術
・キャリコン筆記対策講座
・キャリコン面接対策講座
・その聴き方では、部下は動きません。 朝日新聞出版
・聴く力の強化書 /4刷 自由国民社
■傾聴の参考になる動画
心理学的な傾聴の説明をゆっくり学べます
→ 諸富祥彦の傾聴のねっこ(動画)