寝ていても落ち着く体勢がなくて、
疲れが取れない。
気持ちよく練れていない感じがする。
どこが具合が悪いというわけでもないけれど、
なんとなく
「寝心地のすわりが悪い」。
そんな日が実は続いていまして。
そこで、
いつもの整体やさんにひと月ぶりに行ったら、
「背骨が不自然に曲がって、ずれています」
と(汗)。
いつそうなったのか身に覚えもありませんが、
姿勢は良いほうではないので、
くせの積み重ねかかもしれませんね。
不思議なのは、
普段は別にどこも痛い自覚症状はないわけです。
ところが施術台にうつぶせになって、
整体の先生が見当をつけた
ある部分(ほんの一点)を押されると、
すごく痛いのです。
試しに、ほかのところを
押されても痛くはありません。
先生にしてみれば、
ちょっと触っただけで
不自然なところがすぐわかるそうなのですが、
自分ひとりでは決して気づくことができない。
そんな部分が体にはあるんだなと
妙に感心したのでした。
そして、
もしかしたらそれは、
体だけでなく心にも通じるのではないかとも。
・・・
中学生の頃のことです。
いまだからカミングアウトできますが、
中学の頃は髪型7:3分けのがり勉タイプでした。
期末の試験はいつも正念場で、
不安で緊張していました。
あるとき、
当時、自信があった英語のテストの
答案を受けとるときのことです。
名前が呼ばれて席を立ち、
点数が書かれた答案を受けとりに歩いていると
クスクスと40人クラスの数人から
笑い声が聞こえまして。
「何だろう?」
と思って目をやると
クラスメイトの一人が私の方を見ながら指さして、
「また、上向いてるよぉ~」
と、
顎を上に突き出して天井を
見上げる姿勢をとっていました。
自分では気が付いていなかったのですが、
どうやら私は毎回、
答案を受け取るとき緊張で、
天井を見上げながら受けとりに行く癖があったようです。
当時まじめだった私は、
(いまもまじめですが(笑))、
何かバカにされたような感じ、
少し傷ついたのでした。
でも、いま思えばそれもまた、
天井を見上げるという外面の姿を指摘されたとこで、
実は自分では気づけない
「天井を見上げざるを得なかった心の不安定さ」
を見透かされたのが痛かったのでしょうね。
いかがでしょう?
これをお読みいただいているあなたは
普段、自覚はないけれど
言われてみたら痛かった
そんな心のツボはありますか?
もしかしたらそのツボは、
自分ではわからない。
認められない。
自分の中の曲がったところなのかもしれません。
・・・
そのツボはきっと、
自分ひとりで気づくことはできないでしょう。
でも、何かのきっかけで
指摘されていた痛いと感じたら、
そのときは、それをただの
嫌な思い出として残すだけでなく、
自分に変えていくきっかけにしたいものであります。
また、
いたがるを得なかったその時の自分を
わかってあげるチャンスにもできますね。
「痛かった」
だけで終わらせない。
どうするか決めるのは自分自身です。
【この言葉を自分に言ってみよう!】
「経験を生かすか、殺すかは自分次第」
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